シリウスの環

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F15戦闘機が山口県沖に墜落、パイロットは脱出して無事

2008-09-11 23:02:51 | ニュース
F15戦闘機が山口県沖に墜落、パイロットは脱出して無事(読売新聞) - goo ニュース
航空幕僚監部に入った連絡によると、11日午後4時20分ごろ、山口県見島沖の南西約30キロの洋上に、航空自衛隊第8航空団所属のF15型戦闘機が墜落し、パイロット1人は緊急脱出した。
第7管区海上保安本部(北九州)によると、乗員は救助されたという。
空幕によると、F15は同日午後3時45分、空自築城基地(福岡県)を訓練のために離陸。その後、エンジンに異常が発生し、操縦不能となったために緊急脱出したという。

***以上一部引用***

とりあえず、パイロットが無事で何よりです。
機体が失われたことで、機体の損失を批判する人もいるかと思いますが、パイロットの育成にかかる費用と期間の事を考えると、パイロットが無事だったことを褒めるべきです。
少数精鋭を旨とする自衛隊で、貴重な主力戦闘機(F-15J)が失われたのは嘆くべきことですが・・・。
この機体が、F-15Jの中でもMSIP機だと、かなりの損失です。

F-15J pre-MSIP機 前期生産分
F-15J MSIP機 後期生産分(preの改修機含む)
主な違いは、AAM-4(新型空対空ミサイル)への対応やアビオニクスのデジタル化等です。
この改修には50億近くかかると言われています。(公式には発表されていませんが)

確証はありませんが、墜落した期待のS/N(シリアルNo)は、72-8883のようですので、これが事実であればpre-MSIP機になります。
墜落したことは残念ですが、MSIP機でなかった事は不幸中の幸いです。

さて、事故の原因ですが、エンジン付近の温度が異常に上がったため、一旦エンジンを切り再始動を試みたが始動しなかったとのことです。
単なるエンジントラブルであれば、2基のエンジンが同時にトラブルに見舞われる可能性は低いと思われます。
1基のエンジンの破片(エンジンブレード等)がもう1基のエンジンを破壊したのなら可能性はありますが・・・。
墜落の原因は不明ですが、機体を引き揚げて調査ということになるのでしょう。

早急に原因究明をしていただき、国防に穴があくことがないように祈らずにはいられません。
繰り返しになりますが、パイロットが無事でなによりでした。


築城基地航空祭には、何度も行っているので事故機を見ていると思います。
過去に撮った写真でも探して、あり日しの雄姿に思いを馳せます・・・。

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