シリウスの環

時事問題を弄るblogと化してしまいましたw
初めの主旨から大変革・・・。

老兵、最後の真珠湾 65年後のシンポ

2006-12-08 22:28:39 | ニュース
老兵、最後の真珠湾 65年後のシンポ(朝日新聞) - goo ニュース
太平洋戦争の火ぶたを切った真珠湾攻撃の舞台ハワイに、かつて敵と味方に分かれて戦った日米の元兵士たちが集まり、体験と記憶の継承を目指している。合言葉は「ア・ネーション・リメンバーズ(国民は覚えている)」。7日(日本時間8日)で「リメンバー・パールハーバー(真珠湾攻撃を忘れるな)」から65年になる。
ホノルル市内のホテルで2日から5日まで米海軍とアリゾナ記念館の共催で開かれた記念シンポジウムには、多くの生存者たちが姿を見せた。
米国の「真珠湾生存者協会」の会員は、91年に1万4000人いたが、現在は5000人まで減った。行事の参加者も60周年が800人だったのが、65周年の今回は400人と半減。会員の平均年齢は85歳前後で、同協会は「長旅がかなりの負担になっている」。
前田さんら海軍予科練の出身者でつくる「海原会」も約20人が参加したが、今回の訪問が最後になるという。

***以上一部引用***

帝国海軍の機動艦隊が真珠湾攻撃から65年が経過したんですね・・・。
世界初の機動艦隊を用いた航空攻撃だったんですよね。
いわば、戦争観を豹変させる出来事だった訳です。

65年経過し、当時の関係者も鬼籍に入る方々が増え、寂しい限りです。
機会があれば当時のこととか話を聞いてみたいと思うのですが、なかなかそんな機会に恵まれません・・・。
終戦記念日に靖国神社や護国神社を訪れるとご存命の方々やご遺族らしき方々を目にする事ができますが、時節や場所柄的にお声をおかけするのが憚られるので、なかなかお話をお聞きすることができません。

ところで、真珠湾攻撃ひいては大東亜戦争(太平洋戦争)のことは、学校でもあまり教えていないのではないでしょうか?
最近では日本がアメリカと戦争をしたすら知らない人もいるらしいし・・・。
まぁ、本人に学ぶ気があれば学校でなくても学べるんですけどね。
学校で学ぶと教師によっては、変なことまで吹き込まれるから問題ですけど・・・。

真珠湾攻撃といえば、以前「パールハーバー」というクソ映画がありましたね。
時代考証も皆無の恋愛バラエティー・・・つーか、「タイタニック」の二番煎じ映画。
めでたくラズベリー賞候補に上がっていました。
「トラトラトラ!」の方が、遥かに見ごたえがあったな~。

面白いから「パールハーバー」の問題点をあげようっとw
・真珠湾攻撃の際は、各搭乗員の攻撃目標が厳密に定められ民間施設への攻撃はなかった
・「東京空襲で軍事目標しか攻撃しなかった」と説明がされたが、機銃掃射により小学生が死亡している
・真珠湾攻撃隊の零戦が後期の52型(実際は21型)
・零戦の塗装が後期の濃緑色
・日本の作戦会議がなぜか屋外
・日本にいるはずの山本五十六長官が艦隊に同行している
・パールハーバー軍港に当時存在しないはずの軍艦が係留されている
あ~・・・きりがないや。

こんなこともあり、海外の映画評論家からは酷評された映画でしたな。
アメリカの映画評論家、ロジャー・エバートは「この作品は、真珠湾を知らないか、第二次世界大戦さえも知らない観客を対象に作ったのだろう」と、酷評してましたし。

話がそれたな・・・。

とりあえず、変な情報に惑わされることなく史科に基づいた考証を行い、学ぶことが必要ですね。
日本刀で百人切りとか物理的に見てもありえないし、写真はキャプションでどうにでもなるしね。

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