年金着服問題、９７年度以前の処分状況も調査へ

年金着服問題、９７年度以前の処分状況も調査へ(読売新聞) - goo ニュース
社会保険庁や市区町村の職員が着服した年金保険料や同庁職員が不正受給した給付金が計約３億４０００万円に上っている問題で、舛添厚生労働相は４日、閣議後の記者会見で、同庁職員の処分状況が非公表だった１９９７年度以前の処分や刑事告発状況について詳しい調査を指示したことを明らかにした。

＊＊＊以上一部引用＊＊＊

刑事告発するのは至極まっとうな考えだと思います。
この件に関し別の報道で社保庁は

遡って調査をするの煩雑になるのでしない

などと戯けたことをのたまっていました。
加入者には過去の分を遡って納付の証明を求めながら自分たちの犯罪行為は遡るのは面倒だからしない・・・。
常識で考えてもこれはおかしいでしょう・・・。

遡って調査をしないが，横領分は現役職員で100%返納する

とでも言えば，多少はマシなんですけどね。
それにしても，これだけ社会的批判のあるなか，「面倒だから調査をしない」って考えが通用すると思っていたのでしょうか？
通用すると考えていたとすると，頭の構造を疑いたくたくなります。
身内の犯罪を許容するような体質だから横領や杜撰な管理ができるのでしょうね。
官僚全般に言えることだと思いますが，税金など国民から徴収した金は自分のものと勘違いしているのではないでしょうか。

横領は立派な犯罪なのだから厳しく追及していただきたいものです。
犯罪者が得をする世の中にしては絶対にいけません！！