シリウスの環

時事問題を弄るblogと化してしまいましたw
初めの主旨から大変革・・・。

第44回衆院選を振り返って・・・

2005-09-12 16:24:26 | Weblog
昨日は衆院選の投票日でした。
20時から各TV局では特番が組まれていました。

放送開始直後、出口調査の結果がでましたが・・・
この時点で自民圧勝!
対して民主党は惨敗でした。

小生なりに自民の勝因と民主の敗因を考えると

【自民の勝因】
・郵政民営化の賛否を全面に出し、状況の明確化を図った。
・今までの様に馴れ合いではなく、改革に反対する勢力に対し断固とした姿勢を示した。
・小泉総理が早々と来年9月までと任期を切った事による有権者の首相続投への希望。

【民主の敗因】
・反対のための反対を行ったことによる信頼性の低下。
・自民反対派と同じく既得権益(民主の場合は労組のしがらみ)に塗れている印象を持たれた。
・マニフェストと言いながら候補者によって言うことがバラバラ。
・岡田代表に至っては、マニフェストにない空手形を乱発。

実際、ここまで自民党の圧勝になるとは思いませんでしたが、民主党が政権を取らなくて本当に良かったと思います。
民主党は鳩山代表の時代は、反対のための反対は行わず、国会でも小泉総理に対し「協力できることが協力する」とおっしゃっていました。
その後、管氏・岡田氏と代表が推移するにつれ旧社会党のように反対しかしない政党になってしまいました。
先ほど民主党が政権を取らなくて本当に良かったと書きましたが、それは下記の理由です。

【民主党を支持できない理由】
党の方針として、「主権の委譲」を掲げている。
 一体何処に委譲する気なのですか?
 日本を日本で無くそうとする政策を掲げている以上、支持できません!
1国2制度により沖縄を日本から分離させようとしている。
 この主張に併せ、沖縄に現在の人口の数倍に上る外国人を沖縄に移住させようとしている。
 それだけでなく、上記2つと共に外国人参政権も導入しようとしている。
 最近、中国は「沖縄は日本ではない」と主張している状況でこの政策は危険極まりない。
 沖縄に中国人が大量移民、参政権獲得により沖縄に中国寄りの自治体ができる。1国2制度により沖縄の自治権が拡大していることを考えると中国に乗っ取られる・・・あくまでも最悪のケースですが、ないとも言えない状況です。
中国よりの政策。
 ガス田や反日暴動に対して、なんら中国批判を行わない。
 反日暴動に対しては、「首相の靖国参拝が原因だ。私なら絶対に参拝しない!」だそうな・・・。
 靖国参拝は1980年代まで中国は何も言っておらず、日本の反日メディア(朝日とか毎日とかTBSとか・・・)が御注進報道したことが発端であるし、なによりこの問題は日本国内の問題だとなぜ言えないのでしょう?
 アメリカにはハッキリモノを言う!と言う割りには中国に対しては言えない。
 むしろ隷属する姿勢・・・。
 マニフェストに「わが国の領土・領海・排他的経済水域を守ります」って言うんなら中国に対してちゃんと文句言えっての。

他にも色々ありますが、きりがないですね・・・。
とりあえず、今の民主党の姿勢ではいつまで経っても政権なんて無理でしょうね。
まだ次期代表は決まっていませんが、個人的には鳩山氏に再び代表の任について欲しいです。
まぁ、自爆男の管氏がなっても面白いんですけどね・・・笑いの分野でw

現状、自民党を積極支持する訳ではありませんが、自称「政権準備政党」がこんなお粗末な状況では消去法でいっても自民党しか支持できませんよ・・・。
民主党は選挙時にのみいい事を言うのではなく、日頃から法案や対案の提出をする等の活動を行って欲しい物です。

それにしても、比例東京ブロックでは自民党が1議席損をしたのが勿体無かったですね。
自民の届出名簿全員が当選したため、次点の(よりにもよって)社民党に1議席行ってしまいました・・・orz
まさか全員当選とは思わなかったんでしょうけどね。

なんにせよ、今回の選挙で小泉自民党は国民に支持された訳です。
これにより改革が進むことは間違いないと思いますが、後世に称えられるような改革が行われることを期待して止みません。

 

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