シリウスの環

時事問題を弄るblogと化してしまいましたw
初めの主旨から大変革・・・。

「大事な法案ではない。意思表示した」退席問題で小沢氏

2008-01-16 23:59:45 | ニュース
「大事な法案ではない。意思表示した」退席問題で小沢氏(朝日新聞) - goo ニュース
民主党の小沢代表は16日の記者会見で、大阪府知事選の応援に向かうため、補給支援特措法の再議決前に衆院本会議を退席した問題について「国民にとっても民主党にとっても大事な法案ではない。私は反対の意思表示をすでにしている。参院は多数があったから否決した。府知事選への応援が前から決まっており、選挙での約束は違えてはいけない」と説明し、自らの行動は正当だったと主張した。
「首相や大臣は全部本会議に出席してますか。してないでしょ。首相や大臣よりはるかに僕は忙しいし役割も大きい。なぜ野党党首はけしからんと批判するのか。官尊民卑で体制的な発言だ。マスコミが権力におもねってはダメだ」とマスコミ批判を展開した。

***以上一部引用***

>首相や大臣は全部本会議に出席してますか。してないでしょ
>首相や大臣よりはるかに僕は忙しいし役割も大きい。

首相や大臣が本会議に出席しないのは国際会議等への出席のためではないのですか?
選挙応援のために欠席したことがありましたっけ?
しかも、野党の党首は首相や大臣よりも忙しいらしいです。
まぁ、選挙応援や与党の揚げ足取りに忙しいのかもしれませんけどね。

それにしても、「既に反対の意思表示をしている」「選挙応援の約束があるから」という理由で本会議を退席ですか?
国会議員には国会に出席し、国政を検討してもらうために税金が払われています。
決して選挙応援をしてもらうためではありません。

個人的には国会議員が地方選挙に関与(選挙応援)することには反対です。
地方自治と国政は切り離して考えるべきではないでしょうか。
地方自治と国政のゆがんだ結びつきは地方への利益誘導につながり、国政を歪めてしまいます。

よく行財政改革が必要と言われますが、同様に国会議員や地方議員ひいては有権者の意識改革も必要です。
金ねんんはマスコミによる情報・印象操作も盛んです。
これらに踊らされないためには有権者一人一人の意識改革が必要なのですが、情報に対する教育はほとんど行われていません。

小学校高学年から情報に対する教育(メディア・リテラシー)が必要だと思います。
メディア・リテラシーについては以前も書いたのでご参照ください。
メディア・リテラシー(media literacy)

情報への取り組み方を学ぶことにより、昨今の自衛官や内閣調査室員による情報漏洩も防げるのではないかと思います。

話がそれましたが、国政よりも地方選挙の応援を優先する国会議員って存在価値があるんでしょうか?
以前、「国会議員になった以上は両親が危篤になろうが本会議には出席しなければならない。それが国会議員の責任だ」の述べた方(確か与党か野党の党首の訓示で)がいたような気がするのですが、誰でしたっけ?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供か (三四郎)
2008-01-17 23:22:28
マスコミ批判まで飛び出す「逆切れ」ぶり。大人げない駄々っ子のようです。小沢氏のことだから、この発言にも「意図」があるのかもしれませんが、私は心底あきれました。まともな反論ができないだけにしか見えません。
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情けない (秋月@管理人)
2008-01-18 01:40:50
小沢氏の言い訳にもならない言い訳には失望しました。
国会議員であり参院における最大政党の代表としての自覚や責任感が欠如していることを自ら暴露していると思います。
小沢氏は年々劣化しているように思えてなりません。
こんな責任感のない政党が政権を取ったらと思うと・・・恐ろしくてたまりません。
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