シリウスの環

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「米国は拉致問題見捨てた」…ボルトン氏、厳しく批判

2007-03-12 17:40:34 | ニュース
「米国は拉致問題見捨てた」…ボルトン氏、厳しく批判(読売新聞) - goo ニュース
ジョン・ボルトン前米国連大使は8日、本紙と会見し、5~6日に行われた米朝国交正常化作業部会に関連し、「拉致問題が解決するまでは、米政府による北朝鮮のテロ支援国指定解除は交渉すらすべきでない」などと北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の交渉を厳しく批判した。

***以上一部引用***

さすが、強硬派のボルトン氏。
日本にとって、この人が国連大使から退いたことが残念ですね。

最近の米国の動きは、以前反故にされた枠組み合意と同じ展開な気がします。
核放棄と引き換えに重油等の支援・・・。
過去の枠組み合意では、核開発の放棄を言いながら裏では着実に開発を進めていました。
また、日朝平壌宣言のなかでミサイル実験の凍結が謳われていたにも関わらず、かの国は実験を行いました。
こんな国の言う事がどこまで信用できるのでしょうか?

過去の北朝鮮の行動を見ていても、核のカードは支援を生む打ち出の小槌です。
核放棄との引き換えの支援は短期的支援なので、長期的に支援を受けようと思うならそう簡単に手放すとは思えません。
また、北朝鮮の通常兵力はかなり旧式化しており、錬度や士気も低下しているとなると、余計に核は手放せないと思います。

米国や韓国、中国は融和的対応をすすめており、拉致問題は置いてけぼり状態となっています。
ブッシュ大統領は、拉致問題に対する支援を述べていましたが忘れてしまった・・・というか、優先順位が低かったってことでしょうね。
北朝鮮が米国人を拉致してれば、もっと対応も変わったのでしょうが・・・。

拉致問題が置いてけぼりにならないよう、日本は主張すべき事は主張していく必要があると思います。
返す返すもボルトン氏が国連大使から退いたことが残念・・・。

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