殺虫剤混入 海上輸送中は不可能 出荷前か陸揚げ後か(産経新聞) - goo ニュース
混入は中国の製造工程か、日本陸揚げ後か－。千葉、兵庫両県だけでなく、大阪府のスーパーでも殺虫剤「メタミドホス」が付着したギョーザの袋が見つかった。海を渡るコンテナは厳重に封印されており、混入の可能性は低いとされる。焦点は輸送ルートの「出発点」と「出口」に絞られてきたが、殺虫剤が日本国内で入手困難であることなどから、中国国内で混入したとの見方も出ている。
日本国内の流通過程や店頭で汚染された可能性も否定できないが、違う港に届いた積み荷がいつどうやって同じ薬品に汚染されたのか。日本では農薬登録のない殺虫剤をどう入手したのかという疑問が残るなど、中国国内で混入したとの見方も強まっている。
＊＊＊以上一部引用＊＊＊
最近、このニュースばかりですね。
問題の「メタミドホス」ですが、日本では流通しておらず、一部研究機関等にあるのみ・・・のはずです。
本記事にも記載されていますが、以下の条件を考慮すると中国国内で混入された可能性が高いでしょう。
1 メタミホドスは日本では一般的に流通していない
2 中国では禁止されたとはいえ、未だ入手が可能
3 問題の天洋食品では数年前もメタミホドス混入があった
4 複数の県で同時多発的に検出されている
上記を考えると、日本国内で・・・とは考えづらいと思います。
もっとも調査結果がだされていない現状では断言できませんけどね。
さて、メタミドホスとはなんでしょう？
有機リン化合物で農薬、殺虫剤の一種とは報道でもよく言われています。
毒性が強く、神経生理機能に障害を与えます。
経口摂取から約1日の間に症状がでて、数日間嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、流涎、頭痛、めまい、脱力などが続きます。
他に視界がぼやけ、縮瞳、流涙、眼痛、協調運動障害、呂律障害、重篤な場合は呼吸中枢の障害・呼吸筋麻痺・気道浮腫などにより、肺水腫、呼吸困難、昏迷を引き起こし死に至ります。
これらは有機リン化合物であるサリンと同様の症状です。（毒性はサリンの方が強いです）
これらは典型的な有機リン化合物の中毒症状であり、神経障害が後遺症として残る可能性があります。
このような農薬が流通していることが恐ろしくてたまりません。
中国では、野菜から農薬を洗い流すため洗剤で洗うらしいですが・・・。
朝日新聞系の雑誌である「AERA」では「中国の野菜が農薬まみれなのは日本が原因だ！」という記事を掲載していました。
その論調はこうです。
1 古来、中国では農薬は使用されておらず、日本が効率化のために農薬を持ち込んだ
2 大量調達のために、安全よりも効率を重視した取引を強要した
こんな感じだったと記憶しています。
この記事は、中国でも紹介されていました。
さすが朝日というか・・・呆れて物が言えません。
現在の状況で、中国産の製品を購入しないことは不可能に近いといえます。
早急に混入経路を解明するとともに、その対策が必要だと思います。
個人的には中国よりも東南アジアにシフトした方が良いと思いますけど・・・。
一番安全なのは自給自足でしょうが、さすがに不可能です。
医食同源・・・今一度食の安全について考える必要がありそうですね、日本だけでなく中国も・・・。
混入は中国の製造工程か、日本陸揚げ後か－。千葉、兵庫両県だけでなく、大阪府のスーパーでも殺虫剤「メタミドホス」が付着したギョーザの袋が見つかった。海を渡るコンテナは厳重に封印されており、混入の可能性は低いとされる。焦点は輸送ルートの「出発点」と「出口」に絞られてきたが、殺虫剤が日本国内で入手困難であることなどから、中国国内で混入したとの見方も出ている。
日本国内の流通過程や店頭で汚染された可能性も否定できないが、違う港に届いた積み荷がいつどうやって同じ薬品に汚染されたのか。日本では農薬登録のない殺虫剤をどう入手したのかという疑問が残るなど、中国国内で混入したとの見方も強まっている。
＊＊＊以上一部引用＊＊＊
最近、このニュースばかりですね。
問題の「メタミドホス」ですが、日本では流通しておらず、一部研究機関等にあるのみ・・・のはずです。
本記事にも記載されていますが、以下の条件を考慮すると中国国内で混入された可能性が高いでしょう。
1 メタミホドスは日本では一般的に流通していない
2 中国では禁止されたとはいえ、未だ入手が可能
3 問題の天洋食品では数年前もメタミホドス混入があった
4 複数の県で同時多発的に検出されている
上記を考えると、日本国内で・・・とは考えづらいと思います。
もっとも調査結果がだされていない現状では断言できませんけどね。
さて、メタミドホスとはなんでしょう？
有機リン化合物で農薬、殺虫剤の一種とは報道でもよく言われています。
毒性が強く、神経生理機能に障害を与えます。
経口摂取から約1日の間に症状がでて、数日間嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、流涎、頭痛、めまい、脱力などが続きます。
他に視界がぼやけ、縮瞳、流涙、眼痛、協調運動障害、呂律障害、重篤な場合は呼吸中枢の障害・呼吸筋麻痺・気道浮腫などにより、肺水腫、呼吸困難、昏迷を引き起こし死に至ります。
これらは有機リン化合物であるサリンと同様の症状です。（毒性はサリンの方が強いです）
これらは典型的な有機リン化合物の中毒症状であり、神経障害が後遺症として残る可能性があります。
このような農薬が流通していることが恐ろしくてたまりません。
中国では、野菜から農薬を洗い流すため洗剤で洗うらしいですが・・・。
朝日新聞系の雑誌である「AERA」では「中国の野菜が農薬まみれなのは日本が原因だ！」という記事を掲載していました。
その論調はこうです。
1 古来、中国では農薬は使用されておらず、日本が効率化のために農薬を持ち込んだ
2 大量調達のために、安全よりも効率を重視した取引を強要した
こんな感じだったと記憶しています。
この記事は、中国でも紹介されていました。
さすが朝日というか・・・呆れて物が言えません。
現在の状況で、中国産の製品を購入しないことは不可能に近いといえます。
早急に混入経路を解明するとともに、その対策が必要だと思います。
個人的には中国よりも東南アジアにシフトした方が良いと思いますけど・・・。
一番安全なのは自給自足でしょうが、さすがに不可能です。
医食同源・・・今一度食の安全について考える必要がありそうですね、日本だけでなく中国も・・・。
