シリウスの環

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初めの主旨から大変革・・・。

「消費者庁」創設に首相前向き、食の安全など重視

2008-01-10 23:24:35 | ニュース
「消費者庁」創設に首相前向き、食の安全など重視(読売新聞) - goo ニュース
福田首相は9日、消費者行政を強化し、各省にまたがる窓口を一元化する「消費者庁」の創設を検討する方針を固めた。
食品の偽装事件など、製品やサービスの信頼性を揺るがす事件が相次ぎ、国民生活の安心・安全が揺らいでいるため、消費者行政の抜本改革を進めようというものだ。首相は「生活者・消費者重視の行政」を福田政権の看板に据えており、次期衆院選も視野に、近く政府・与党内で具体的な検討を始める方針だ。早ければ2009年の創設を目指す。

***以上一部引用***

消費者庁は窓口一本化のためだけなのでしょうか?
現在ある独立行政法人国民生活センターや消費者センターとの関係はどのようにするのでしょう?
国民生活センターの業務は,消費者からの直接・間接(地方自治体の消費生活センターを通じて)消費生活に関する相談の受付、危害情報の収集、蓄積、これに基づいた情報提供、市販商品テストや結果に基づいたメーカーへの改善などの要請などです。
「消費者庁」という名称がもつイメージと国民生活センターの業務をみると被る部分が多いような気がします。
福田首相が「消費者庁」なるものにどのような業務を想定しているのかまだ不透明ですが,国民生活センターとの統合など無駄のないようにして欲しいと思います。

安部内閣では国民生活センターの機能縮小が提言されていましたが,近年の相次ぐ偽装等をみると縮小ではなく拡大に向けた取り組みが必要だと思われます。
その点では福田首相の構想は支持できます。

現在の国民生活センターは権限が弱く,現状の被害に対応できていない部分もあります。
私個人の考えですが,消費者庁は国民生活センターの機能をそのまま引継ぐともに当事者(監督省庁含む)の召還・指導および必要に応じ消費者に代わり刑事告発できるような強い権限を持たせることが必要だと思います。

消費者庁はまだ検討の方針を固めただけで具体的な内容はこれからですが,国民生活の安定及び向上につながる組織になって欲しいと思います。

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