シリウスの環

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初めの主旨から大変革・・・。

羽田空港にドップラーレーダー設置

2006-11-19 23:59:50 | ニュース
「風の急変」キャッチ、羽田空港にレーザー光線装置(読売新聞) - goo ニュース
航空機にとって重大な脅威となる空港周辺の急激な風の変化をとらえるため、気象庁は近く、レーザー光線を使った観測装置「ドップラーライダー」を羽田空港に設置する。
通常では観測が難しいとされる晴天下の風も観測できる最新鋭の装置で、国内の空港での設置は初めて。12月中旬から試験運用し、来年秋に本格稼働する。
地表に近い低層域で起こる風向や風速の急激な変化(ウインドシアー)は、航空機にとって極めて危険。1993年4月に岩手・花巻空港で58人が重軽傷を負った日本エアシステム(当時)機の着陸失敗・炎上事故の原因になったほか、海外でも、75年6月に米ニューヨークで115人が死亡したイースタン航空機墜落事故など、多くの事故を引き起こしてきた。

***以上引用***

ドップラーレーダーについて簡単に説明すると・・・
ドップラー効果による周波数の変移を観測することで、位置だけではなく観測対象の移動速度を観測する事の出来るレーダーです。
ドップラー効果というと、近づいてくる救急車のサイレンの高い音で聞こえ、遠ざかるサイレンの音は低く聞こえるアレです。
当然気象対象は音なんてださないので、レーダーの反射波を測定する形となります。
大気中の粒子の移動を計測することにより、ダウンバースト(下降噴流)の発生が把握でき航空機事故の減少に役立つと思われます。

航空機事故の大半は離着陸時に発生するので、羽田空港に新型レーダーが配備されたことにより今後の事故防止に役立つでしょう。
早く全国の空港に配備されるといいですね。
予算の都合もあるでしょうが、事故がおこってからでは遅いですからね・・・。

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