I.D.S.

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政権公約は中国排除

2006-09-01 23:14:43 | 国際(特定アジア以外)
●ザンビア野党「中国資本を追い出す」大統領は平謝り(サーチナ)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0901&f=politics_0901_002.shtml

 アフリカ中南部にあるザンビアでは今月下旬に総選挙が行われるが、野党の大統領候補が「私が当選したら中国資本を追い出す」と公約し、波紋が広がっている。9月1日付で新華社(英語版)などが伝えた。

  問題となっている発言を行ったのは、野党の愛国戦線(Patriotic Front)党首で、大統領選に出馬したサタ候補。ザンビアでは今月28日に大統領選、国民議会選、地方議会選が実施される。

  サタ候補は8月26日に行った演説の中で中国を非難する発言を連発した。まず「我々は金を払って中国企業に鉄道や道路を建設してもらっているが、中国に借りを作るべきではない」「私が当選したら中国資本を追い出す」と主張。

  また「主権国家である台湾を悪く言う人がザンビアにいることは悲しいことだ」と台湾独立を容認する発言を行った。更に「これまでザンビアの人々が絶賛してきた『あの国』よりも、日本の方がわが国に貢献している」と中国を暗にけん制。「欧米諸国やインドはザンビアで多くの業績を達成してきた」と続けた。

  こうしたサタ候補の発言を受けて、ムワナワサ大統領は8月31日、「中国人資本家は鉄道や道路の建設を通してわが国の発展に貢献している。『彼らを追い出す』と脅すのはひどい話だ」と強く批判。そして「正式に謝罪したい。我々は中国人の友情を大事に思っているし、今後も中国からの支援を大切にしていきたい」「中国人資本家は継続中のプロジェクトを中断しないでほしい」と述べた。

  なおザンビアは朱鎔基・元首相や李鵬・元全人代常務委員長が訪問したことがあるほか、中国有色金属建設股フェン有限公司(NFC)が銅鉱山の合弁事業を行うなど中国との関係が深い。(編集担当:菅原大輔)



とりあえず大統領に謝罪させることで溜飲を下げたようです。野党は発言を取り下げていなようなので大統領が謝罪しようが何をしようが状況は変わっていないのですけど。

野党党首(?)がこれほど過激な発言を行う裏には何かあるのでは?西側諸国の工作とか、日本とかが中国重視なら資本を引き上げると脅しているとか、あるいは単に中国系が住民から嫌われているだけかもしれませんがw こういう公約を宣言するということは、それにより一定の得票が見込めるんでしょうね…。

いかし「他国に資金援助をできるほどの裕福な国」に、わざわざODA・円借款を行っている某国はどっかおかしいと、やはり思いますw

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