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JDR.小野明夫 プロフィール

ブログをこちらで公開いたします。

経済人モデルのマネジメントで重視する部分とは?

2021-05-10 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
マネジメント理論について紹介します。

組織心理学者の一人とされるエドガー・ヘンリー・シャイン氏は、経済人・社会人・自己実現人・複雑人、この4つの人間モデルに整理しています。
この4つのモデルの中で複雑人は現代組織マネジャーに求められている人間観と提唱しているようですが、ここでは経済人がどのような人を意味するものであるのか、わかりやすく解説することにしましょう。

経済人モデルは、人が仕事をする目的には賃金といった経済的な報酬が必ず必要である、このように物事を捉える人です。
この意味から推測した場合には、このような人間モデルは報酬を受け取れることができるのであれば一生懸命労働に励むけれども無償では一切仕事をしない、このようにも解釈できます。

マネジメントをする中で、考えるべき部分は経済人モデルは賃金を生産性の手段とみなすため、課業・能率給・出来高払いの導入を検討することです。
中でも課業は重視するべき部分で適切な1日の仕事量や標準的作業条件の設定、成功した際の割り増し、失敗したときの減給などを管理の基本に取り入れる、このようなマネジメント理論が大切です。

JDR.株式会社

すかいらーくの創業者横川竟氏の経営哲学に学ぶ

2021-04-19 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
経営哲学について紹介します。

横川氏はすかいらーくの創業者であり、革新的な外食産業の基盤を日本に導入した人物としても知られています。
すかいらーくの創業は1970年ですが、当時は現在のようなチェーン店化された外食事業は日本ではほとんど0がなく、いわゆる食堂スタイルのものがほとんどでした。

その中でいち早くどの店舗でも同じメニューを食べることができるチェーン展開を導入したほか、店舗での販売状況がわかるPOSシステムを導入し、情報の共有にも非常に力を入れています。
現在ではすかいらーくグループの取締役を引退し、八王子市に高倉町珈琲を設立、現在ではその系列店が20店舗にもなる繁盛店となっているのが特徴です。

横川氏の経営哲学は、「お客様が満足するものを常に提供し、決して儲けすぎないこと」にあります。
利益を追求しすぎると、品質やサービスが犠牲になることを誰よりもよくわかっていたのです。

また経営者が利益を追求しすぎると、従業員に対する待遇が悪化し、最終的には商品の品質やサービスにも影響すると言うことになります。
すかいらーくグループの成長の原動力は、この横川氏の経営哲学にあります。

JDR.株式会社

ワークマン小濱英之氏の経営哲学について

2021-03-29 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
経営哲学について紹介します。

小濱英之と言う方をご存知でしょうか?
最近では女性の方々からの人気も高まっているプロの職人さんが使う作業服や道具などを専門に扱い、販売を行っているチェーン店のワークマンの社長を務めている方です。

ワークマンはプロの職人さんたちが仕事に使うものを購入するために利用していた方が多かったのですが、なぜこの客層が増えていったか。
これからワークマン社長の小濱氏が大事にしている経営哲学について紹介していきます。

この企業の商品のターゲットに女性を入れるために大事にしている経営哲学は、女性の方々からの声を取り入れることです。
今までは男性の職人さんの方々がターゲットであったために、男性が使っていて良いものや使い勝手が良いものを販売してきましたが、それでは女性の方々は購入してもらえません。

そこで徹底的に意見を聞き出すことにしました。
この意見を聞き出すことによって、日々生活をしている中で女性の方々があったら良いと感じている商品を実用化することに成功したことになります。

JDR.株式会社

工場やオフィスで取り入れられ始めた3S運動

2021-03-01 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
3S運動について紹介します。

現在日本の企業は日本的な年功序列から、マネジメントによる組織づくりにシフトを始めています。
経営陣と中間層と現業職員を繋ぐシステムは、より柔軟に生まれ変わっているのです。
管理するという5S運動から3S運動に集約させて、管理職が管理するのではなく一般職員を補佐する役目を演じることが求められ始めています。旧来型のマネジメントシステムからの脱却は、工場やオフィスなどから既に始まっているのです。
3S運動の概念は職場によってまちまちですが、スマイル清潔スタイルやサーバントリーダーシップの頭文字を取った言葉であります。

サーバントリーダーシップというのは管理職や中間管理職でありながら、命令ではなくサポートや働きやすい環境を作ることを目指したリーダーシップのことです。
いわゆるボトムアップ型の逆ピラミッドを想像して頂ければ分かるように、個人個人のやる気を組織化して結果を導く方法です。
上司の決裁や進捗報告は必要最小限になるので、時間的な効率に優位性が導かれます。
3S運動は始まったばかりですがより流動性をもってこれからのビジネスシーンを変えていく無形のツールなのです。

JDR.株式会社

プロダクト・ライフサイクルマネジメントについて

2021-02-02 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
マネジメント理論について紹介します。

プロダクト・ライフサイクルマネジメントとは経営理論の一つで、主に製造業に当てはまります。
どんな種類の製品であっても、ほぼ同じ工程、過程が存在しているため、個々の工程に分けて管理することで効率化を図れるというものです。

最初に来るのは新製品の立案やその設計となるでしょう。
既存の製品を改良する場合もありますし、市場調査などによってどんなニーズが存在しているのかを把握し、それに基づいて新しい製品開発を志向する場合もあります。

ここでは市場調査や研究開発部門の仕事がメインになってきます。
続いて試作品の製造から始まり、本格的に工場のラインを動かして量産するような段階に入るはずです。

製造すればもちろん販売となるわけですが、自社で直接販売する場合もあれば卸売を通じて販売する場合もあり、これは個々のケースにより変わってきます。
多くの場合、製品は売りさえすればそれで会社の仕事は全て終わりでは決してありません。

メンテナンスが発生する場合とか、そこまでの耐久製品でない場合でもクレーム等があるかもしれず、それに対応することも必要になります。
これがプロダクト・ライフサイクルマネジメントの一例となるわけです。

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