goo blog サービス終了のお知らせ 

JDR.小野明夫 プロフィール

ブログをこちらで公開いたします。

トーマス・エジソンの経営哲学とゼネラル・エレクトリック社でのマネジメント

2021-09-08 16:59:51 | 日記
JDR.株式会社です。
経営哲学について紹介します。

トーマス・エジソン(1849~1931)は白熱電球や蓄音機など、数々の発明品を通して世界を変革してきた発明家・事業者です。
残念ながら、体系だった経営哲学やマネジメント手法を残していません。

しかし彼が折に触れて発してきた言葉は、パブリックイメージを固める為の宣伝以上の意味を持っていると思います。
なぜなら彼の言葉はそのまま、彼の行動と結び付いているからです。

トーマス・エジソンの理念として知られているのは、「天才とは99%の汗と1%のひらめきである」という言葉でしょう。
彼はこの言葉を実践するように1898年にゼネラル・エレクトリック社の前身となる会社を起こすと、持ち前の粘り強さと発明への愛によって白熱電球を実用化できる形にまで持っていくことに成功したのです。

現在の日本にもエジソンの考えに影響を受けたJ・グローバル社のような会社が、外食産業とジャンルは違いますが、「成功の99%は今までの失敗の上に築かれる」という言葉を掲げて努力しています。
J・グローバル社はただお腹が膨れるだけの食事ではなく、食べることが笑顔に繋がるような体験になるように企業として努力を続けているのです。

JDR.株式会社

企業マネジメントにおける協調学習の重要性とは

2021-08-02 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
マネジメント理論について紹介します。

企業の中では社員同士が互いに競争することでそのレベルを高めると言う考え方が一般的であり、そのために従来は年功序列であり、様々な格差が生まれる事は当然のことであると考えられてきました。
自分自身に様々なプレッシャーを与えながらこれを他人よりも早くこなすことで、より自分の能力を高めることができると考えられていた面があります。

しかし高度成長期のようなその努力に成果が結びつきやすい時代であればともかく、現代では努力のほかにその成果を効率的に求めるといった姿勢も重要なポイントとなる場合が少なくありません。
そのため近年では単純に個人主義的な考え方でビジネスを進めるのではなく、チームプレイや適材適所といった考え方を意識しながら効率の良い進め方をすることが重要となっています。

多くの企業ではソシオメトリーに関するマネジメントに力を入れており、お互いに協力し製品やサービスのレベルを高め企業に利益を与えるビジネスに結びつけることが多くなっているのが実態です。
ソシオメトリーは、その周囲にも安心感を与えるのが魅力で、現代ビジネスでは欠かせない重要な要素となっています。

JDR.株式会社

リーダーシップを育成するインタアクションマネジメント

2021-07-12 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
マネジメント理論について紹介します。

インタアクションマネジメントは、組織全体の目標達成のために個々の従業員のリーダーシップを育成し、強化するプログラムです。
インタアクションマネジメントは、従業員が自分の果たすべき役割を理解したうえで自発的に行動することにより、優れた成果をあげることを目的としています。

個々の能力を最大限に活かすスキルを身につけることで、統率力が発揮できますし、人材が定着すると同時に、モチベーションを高めることも可能となります。
リーダーシップとは目標達成のための展望を共有し、成果を出す能力を指します。

組織全体で目標を達成するためには、従業員それぞれが統率力を十分に発揮する必要があります。
統率力は自分の立場を認識することで備わってくるものですが、インタアクションマネジメントを導入すれば、自ずと引き出されるのです。

具体的には、リーダーシップを発揮するために重視される、コミュニケーション能力や臨機応変に対応する能力、統率力などを育成します。
インタアクションマネジメントを導入することにより、統率力が発揮できない事態を避けることができます。

JDR.株式会社

LIXILの代表である瀬戸欣哉氏が重んじる経営哲学とは

2021-06-21 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
経営哲学について紹介します。

設備機器製造メーカーのLIXILでは、2016年に新社長を外部から招集して新たなスタートを切りました。
その新社長は瀬戸欣哉(せと きんや)氏であり、以前は大手自動車メーカーで代表取締役を歴任されていた方です。

就任式で瀬戸氏が全社員に向けて、「パートナーシップを重んじる経営」というコメントを何度も投げかけられました。
この言葉が瀬戸氏が大切にしている経営哲学で、以前代表を務めていた自動車メーカーでも同様のマネジメントをなされています。

パートナーシップを重んじるというのが、他社と業務提携をして新しい価値のあるサービスを生み出すことを指しています。
LIXILでは異業種であるハウスメーカーと2018年に業務提携をしており、住まいに密接に関わる設備の開発・製造に着手をしました。

瀬戸氏の経営哲学が活かされた結果であり、これによって2019年度以降は業績を大きく伸ばしています。
瀬戸氏の経営哲学はほかの企業からも注目を集めており、大手コンビニエンスストアでは店内にコインランドリーや薬局を設けるサービスを開始されました。

異業種とパートナーになることで、真新しいサービスを生み出して活路を見つけられることがわかります。

JDR.株式会社

日立製作所の中西宏明氏が考える経営哲学

2021-05-31 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
経営哲学について紹介します。

日立製作所の中西宏明氏はビジネスの代謝を強く意識していて、新しい人材の育成と新しいアイデアを生み出すことの重要性を語っています。
中西氏が考える経営哲学は「ビジネスを作りかえる」、「チェンジリーダーの哲学」というものです。

日本のメーカーの中でも早い段階でデジタル改革に取り組み、実際に成果を上げてきた中西氏が発する言葉なのでかなり重みがあります。
これからのニーズや求められる人材を予測して、メーカーとして先手を打つことで日立製作所は発展してきました。

日立製作所はチェンジリーダーの哲学をもとに行動していて、変化する環境でも常に力が発揮できる能力を身に付けました。
事業を取り巻く環境は常に変化しているので、現状に満足してしまうとそこで終わりです。
「ビジネスを作りかえる」、「チェンジリーダーの哲学」という経営哲学を持つことができれば、満足することなく成長し続けることが可能です。

リーダーに求められる要素は年々増えていて、バランス感覚も重要になっています。
チェンジリーダーの哲学はリーダーを育てる上でも役に立つ考え方です。

JDR.株式会社