2年以上も前に伺ったところですが、今回久しぶりにご依頼が入りました。
今日は、20人くらいの御婦人方が集まっていらっしゃいましたが
中には、昨日、回覧板を見て
「ハーモニカ演奏があると聞き始めて来た」とおっしゃる方が方がいました。
なんでも亡くなったご主人は戦地でのつらい経験から
「ハーモニカの音色を聴くと辛くて耐えられない」と言われていたそうで
「だから自分はハーモニカの音色が好きなのだけど聴くことが出来なかった。
しかしその主人も亡くなってしまったので来てしまいました」とおっしゃいました。
今日の演奏曲は「赤い靴、小さい秋みつけた、むすめ巡礼、湯の町エレジー、
潮来花嫁さん、赤いハンカチ、荒城の月、長崎物語、こきりこ、青い山脈
君は心の妻だから、この世の花、好きになった人、なみだの操、お別れ公衆電話」です。
その方は、演奏が終わった後、
「曲を聞くと当時の風景が思い出されて良かった」と大変喜んで下さいました。
又、別の方は、「貴方達の演奏のテープをお金を払うから欲しい」と言われる方もいて
恐縮しました。こんなことは初めてです。
又、ハーモニカを習いたいので教えて欲しいと言う方も・・・
私は他人(ヒト様)に教えるほどの技量も知識もありませんので丁重にお断りしましたが・・
又、中に中国から来られた、お母さんと若い娘さんのお二人もいらっしゃいましたが
御嬢さんは、日本語・フランス語・英語が堪能とかで大変な美人でした。
お母さんは日本語は全然離せません。
しかし、童謡の赤い靴は、聞いたことがある、知ってると言われ嬉しく思い、
最後にもう一度演奏して差し上げました。
地域の皆さんも仲良くして下さっているようで日中友好で結構な事だと思いました。
一方70歳台の方でしたが、曲が古すぎるのであと10年新しくして欲しいという
ご希望もありました。選曲は本当に難しいです。
昼食を頂きながら皆様とお話をして本帰宅。
気分の良いサロンでの演奏でした。