ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

9/15  A様36回目の演奏「気分が重かった日」

2012年09月15日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏

(一緒にお茶を)

 今日は、職員の方も新しい方が大半でしたが今までの方は何処に???

部屋に入ると、入所者の一人が「◎Xを呼んでくれ!」と連呼しています。

責任者の方にお話しすると、「あの方は急に痴呆が進んで・・あんな調子なんです」・・と

「◎X」と言うのは、自分の息子の名前らしいのですが・・

連絡がとれないと、言い聞かせても、なかなか納得せず

最後には「この施設は悪い、ウソばっかりだ!」と大きな声で言い続けています。

確か先月までは、普通におしゃべりができたはずなのに・・ショックでした。

今日は皆さんどこか元気がなく・・お疲れなのでしょうか?

1時間の演奏でしたが、私も神経を使いました。

同じ顔ぶれの施設では、毎月、毎年衰えてくる皆さんの姿を見ることになり

寂しくなってしまいます。仕方のない事とは云え・・ツライです。

働いている職員の方々は、どんな気持ちでしょう。

大変な仕事だと思いますが給料は、決してよくないと聞いています。ご苦労様です。

朝夕、街を走り回る車も、ナントカケアセンターーとか、ディケアXX、介護施設▲▽など

老人施設のワゴンが目につきます。これから日本もどうなっていくのか・・・

自分が老人であることを忘れて恐ろしくなってきたこの頃です。(ー_ー)!!

今日は、辛い日になりました。

 

 

 

 

コメント
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