Harvard Square Journal ~ ボストンの大学街で考えるあれこれ

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ボーゲル先生の「鄧小平」、のり巻き作り&小説談義

2012-04-02 | Harvard-Nieman
これまで、日記的なものは書いていませんでしたが、ニーマンフェローも残り少なく、一日、一日が愛おしくなってきたので、日々の出来事も書き留める事に。

午後早い時間に、ニーマンの先輩とデザインスクールカフェでお茶。現在、調査報道の雑誌の編集長をしつつ、ノンフィクション執筆中の彼女。
いつも定期的に連絡をくださり、色々と話しを聞いてもらったりするメンター的な存在。
今日は、今後は何をするのか、ということで、頭の整理をさせてもらいました。感謝。

次は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で知られるエズラ・ボーゲル先生が新刊「鄧小平」をテーマに、ニーマンで講演。
中米関係について、鄧小平の人生を重ねながらのお話。やはり歴史もニューマンストーリーからみると断然に面白い。
それにしても、先生、81歳というのに、頭の回転も早く、若々しくて、思わず肝心のテーマではなく、若さの秘訣を聞きそうになってしまった(笑)。
知り合いの81歳の女性も、最近、恋愛小説!を書き上げたばかり。
健康で前向きで知的なシニアには、元気づけられますw

その後は、中国出身のニーマンフェローのお宅で、寿司作りワークショップ。
彼女はおじい様が、東京大学で学び、彼女自身も、読売新聞でインターンをした経験があり、日本が大好き。
寿司作りはその時に学んだとのこと。
準備担当の私は、早めに行って下ごしらえ。
それにしても、人と一緒に料理するって、一人と違った楽しみがあっていいな~。
おしゃべりにも、さらに花が咲く!

巻き寿司は、みんな、あっという間にマスターして、私より上手に、くるくる巻いていました(笑)。
今日はニーマンのキュレーター(ヘッド)も参加しましたが、彼女も初体験ながら、よく出来ていました。
私が作ったお味噌汁や卵焼きも、超簡単なものばかりですが、喜んでもらえてよかったw
それにしても、お寿司は本当に人気で、ニーマンの集まりで、ケータリングを取る際の一番人気もいつもお寿司です。

でも、今日一番面白かったのは、寿司パーティで知り合った、ハーバードの大学院で中国と小説を学ぶ学生との会話。
アジアと米国、都市と記憶、そして、勿論、小説について盛り上がりました。
彼は秋からニューヨーク大学でさらに小説を学ぶらしいのですが、実際に小説を書いているということで、そのプロセスを自分に重ねて面白かった。何より、質問上手で、話しを次の次元に持って行くのがとても上手で、楽しく話せました。最近は会話をより楽しむために、できることを考えていたところなので、彼の姿勢を見習いたいと思いました☆

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