Harvard Square Journal ~ ボストンの大学街で考えるあれこれ

メディア、ジャーナリズム、コミュニケーション、学び、イノベーション、米国社会のラフドラフト。

Fenway球場でレッドソックスの初観戦!

2012-04-15 | Harvard-Nieman
ボストンに住んで間もなく9年目というのに、これまでレッドソックの試合を見る機会がありませんでした。
実は以前、家族が日本から来た時に、ヤンキース戦を観に行く予定だったのが、大雨で中止という苦い経験が。

ところがチャンスは急にめぐって来ました。
レッドソックスのPresident&CEOと知り合いで、友人でボストン交響楽団の若尾圭介さんから「良い席が取れそうだけれど...」と連絡が入ったのです。レッドソックス戦のチケットをとるのは本当に大変。こんなチャンスはもう一生ないだろうと思い(笑)、即答で行く事に。
といっても、我が家族で野球が一番詳しいのは、7歳の長女というレベル(汗)。

さて、当日、若尾家まで車で出かけ、その後は、若尾さんのCooperでフェンウェーまで。
「無理だろうな」と思うほどのわずかなスペースに、車をきっちり駐車してしまう、大胆さと器用さに、さすがの大物ぶりを感じました!
やっぱり、天才は違う..。

フェンウェイーに着くまでの道は、もうお祭り騒ぎ。
屋台や大道芸人に、レッドソックスのシャツを来た人々の群れ。
それにしても、世代も社会的ステータスも越えた、色んなタイプの人を引きつけている、まさに、人々を連帯させる「メディア」なのだと、改めて実感。

さて、席には、広々としたラウンジもあり、まるでレストランのようで、ガラス越しに試合がしっかりと見えます。
ここを利用することも出来たのですが、私達はお天気もよかったので、ずっと席に座って観戦しましたが、まぁ、これがめちゃくちゃ楽しかった!

歌を合唱したり、ウェーブをしたり、冷や汗握る、チームのプレイに絶叫もしました(笑)。
隣に座っている、若尾解説委員が色々と説明してくれたので、素人の私にはとてもありがたかったです。

そして、お楽しみは、ロブスター、海老、クラムチャウダーなどボストンならではのシーフードを、観戦しながら頂くことができること。
レッドソックスの帽子の形をした容器に入って出てくる、アイスクリームに次女は興奮。
何と、巻物のお寿司もありました!

楽しかっただけではなく、色々と考えさせられることも、たくさんありました。
観客と選手とのインタラクション。
観客同士が、場を共有しているとことから来る、連帯感とわくわく感。
プレッシャーをはね退けながら(あるいは押しつぶされながら)、プレイしなければならない選手の精神力。
幅広い人々を魅了し、小さな子供もしっかりとファンに取り込んでいる、将来を支える世代が確実に育っていること。
そして、野球というビジネスとメディアなどなど。
まぁ、すでに考え尽くされていることでしょうが、とにかく初めての私には色々と発見やアイディアがでてきました。

そして、幸運にも、ピッチャー交代時には、マウンドに元ロッテ監督のボビー・バレンタインが登場。
私のすぐ前には、レッドソックスPresident & CEOのルッキーノ氏がいて、少し話しもできました。

帰りの車では、「今日は人生で一番楽しかった日の一つだ」と長女が言うくらい(まだ7年しか生きていませんが!)楽しかったようです。
私も同感。若尾家のお陰で、本当に楽しい時間を過ごすことができ、心から感謝☆

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