葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

パソコン大好き爺さんの日誌。mail:akebonobashi@jcom.home.ne.jp

「産業遺産情報センター見学レポート」其の一

2021年11月19日 | 産業遺産情報センター問題

昨日は、東京女子大病院の帰途に若松町総務省統計局の敷地内にある「産業遺産情報センター」を見学してきました。

「高輪築堤保存問題」で交誼している「日本イコモス国内委員会」の伊東孝さんは、同センターの「研究主幹」となっています。ユネスコに世界遺産として申請する時は、伊東孝さんが「明治日本の産業革命遺産」を調査・研究・整理をされたと話してくれました。来年は「鉄道開通150年記念」ですが、鉄道も「明治日本の産業革命遺産」として申請をしたならば、JR東日本と国、都、港区、UR都市機構の品川地区開発計画から「高輪築堤」は全面保存されたと考えています。残念でたまりません。

産業遺産情報センター」の展示について、ユネスコからの改善勧告や「産業遺産国民会議 」問題が各方面から惹起されていますが、さし当たっては下記の文書を本日郵送しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

産業遺産情報センター御中
                                                              2021年11月19日
                                    新宿区議会議員待遇者会会員 長谷川順一
              東京都世田谷区
                  電話:090-2421-7986 mail:akebonobashi@jcom.home.ne.jp

冠省
昨日は、事前予約をしませんでしたが入館させて頂き有り難うございました。所用がありましたので館内を一回りしただけでしたが、次の二点について要望を致します。
①新宿立余丁町小学校の塀にある総務省の看板に、貴センターの名前がありません。アクセスマップには「若松地域センター」を右折となっていますが、貴センターの名前を挿入するようにしてください。
②「ゾーン3」の書棚には、書籍類が展示されています。この書籍一覧表を提出してください。
防衛省市谷記念館の展示を考える会」は、市谷記念館に展示してある書籍名を防衛省に要望しましたが、別紙の様に開示されました。
尚、参考資料として新宿区が発行しています「新宿区平和マップ」を同封しました。
貴センター敷地は、江戸時代は「大久保犬小屋」でしたが、戦時中は「陸軍砲工学校」となりました。
写真は「国立国際医療研究センター」バス停前にある「陸軍省所轄地」と彫られた境界石です。「人骨の会」(軍医学校跡地から発見された人骨問題を究明する会:代表元新宿議会議員川村一之)が、ある戦跡サイトから見つけました。
戦後初めて「国勢調査」をした時は、総計局は「陸軍砲工学校」の木造二階建て兵舎を使用しましたので、一階と二階を結ぶ「伝声管」があったそうです。
                                                                          早々

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新宿区立余丁町小学校の塀にある案内板

若松地域センター角の「大久保の犬御用屋敷跡」説明板

都営地下鉄「大江戸線」に因んで「大江戸門」と呼んでいるようだ

総務省第二庁舎別館全景

総務省第二庁舎別館入口

産業遺産情報センター入口

総務省統計局正面入口

2018年の撮影当時は、産業遺産情報センターが建築中だった。

都バス「国立国際医療研究センター」バス停前の「陸軍省所轄地」の境界石

新宿区平和マップ

新宿区平和マップ画像1

地図中の「新宿区内の陸軍関係施設」

(続く)

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「せたがやRE100」ステッカー... | トップ | 世田谷区千歳通り横断歩道の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

産業遺産情報センター問題」カテゴリの最新記事