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政治の劣化 招いたのは小選挙区制 中選挙区連記制を

2024年07月13日 | 憲法・防衛・平和・人権

7月11日朝日新聞「オピニオン&フォーラム」に、田中秀征氏が「政治の劣化 招いたのは小選挙区制 中選挙区連記制を」とのインタビュー記事がありました。新聞記事を切り抜きして転載します。

立憲民主党の小沢一郎代議士は、時々良いことを発言するときがあります。しかし、小選挙区制を推進してきましたので、信用ならず好きになりません。

>最も小選挙区制を強固に推進していた小沢一郎は、「政治にカネがかかるのも中選挙区で同士討ちするからだろ。自民党同士で争えば政策論争じゃなくサービス合戦になるからな。それに、日本人は何事も丸く、丸く収めるのが好きだが、国際情勢の変化に機動的に対処するには、強いリーダーシップが必要だ。そのためにも一騎討ちで勝敗を決める小選挙区がいいんだ」と述べている。<ウィキペディア「小選挙区制」より

東京一区は、千代田区、港区、新宿区、中央区、文京区、台東区でしたが、千代田区、港区、新宿区が東京一区(定数三人)、中央区、文京区、台東区が東京八区(定数三人)に分区されてしましました。共産党から紺野与次郎氏が当選して大活躍をしていましたが、分区後は落選し、平山知子さん、筆坂秀世氏が挑戦しましたが何れも落選しました。更に小選挙区制となってからは、沖縄選挙区だけ赤嶺政賢代議士が当選しています。

日本共産党は、2005年の衆議院選挙では全小選挙区に立候補させました。福井一区は、雑誌「正論」等で右翼的言動をしていた稲田朋美弁護士が立候補しました。福井一区の共産党候補者を降ろしてくれないかと願っていましたが、民主党候補者と僅差で稲田弁護士が当選してしまいました。その後共産党は、供託金の財政問題もあって、野党共闘路線になりました。

自民党と公明党の連立政権による政治の劣化現象が深化しています。

(了)

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