葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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遊就館展示「滿州国が建設されたが、現在は中国が支配し東北部と称している」

2015年05月21日 | 憲法・防衛・平和・人権
 朝日新聞は昨日から(70年目の首相)の連載が始まりました。「『改憲へ、祖父の背中追う 「日米対等」求め安保改定―集団的自衛権』2面に『「満州国」岸元首相の原点 産業開発進め、国家統制を主導』
 管理人は同紙の読者室に、今回の連載は大変タイムリーで良い企画なので担当記者に頑張ってくださいと伝えるよう電話をしました。そして、岸信介がA級戦犯容疑者だったのに何故起訴されなかったのかその事由と、遊就館の展示文についても注目をして欲しいと話しました。読者室は、場合によっては靖国神社ガイドについてインタビューをしても良いかとと言われました。

「(略)満州事変の後に清朝の宣統帝を元首とする満州国が建設されたが、現在は中国が支配し東北部と称している。」
 靖国神社の遊就館展示室「日露戦争から満州事変」にある説明文ですが、大日本帝国の滿州建国は正しかったのだ、そして中国への嫌悪感ありありの文章です。展示室「支那事変」の説明からも日本が中国へ侵略したとの認識をみることは出来ません。
 祖父岸信介が中国東北部を含めた侵略を戦犯容疑者の時代にも認めないのですから、孫の安倍晋三も全く同じ歴史認識です。
 昨日の党首討論で共産党志位委員長がカイロ宣言ポツダム宣言に日本のアジア侵略が認定していることを指摘されても、「読んでいません」と逃げまくるだけでした。、


しんぶん赤旗2006年『日本の戦争―領土拡張主義の歴史 不破哲三さんに聞く 第1回 「満州事変」まで
 「今上天皇新年のご感想」『(略)本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々,広島,長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています。(略)』

 

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