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品川上水と水無川の築樋(河川の立体交差)

2014年06月10日 | 世田谷日誌

今日も世田谷区粕谷区民センターで開かれている「千歳村文学講座 徳冨蘆花を知る」を受講してきました。講師は渡邊勲氏(元世田谷区立塚戸小学校々長・86歳)です。

講師から蘊蓄(うんちく)ある「蘆花 二の字をめぐる物語」を聞きました。

〇JR中央線(甲武鉄道)開業   明治22

〇京王電鉄(京王電気軌道)開業 大正2

〇小田急線開業         昭和2

徳冨蘆花の逝去        昭和2

〇愛子夫人の逝去        昭和22220

〇愛子夫人の葬儀        昭和22222

先月27日(火)「粕谷周辺と蘆花恒春園散策」の時に講師倉本俊幸氏(世田谷区粕谷区民センター運営協議会委員長)が、現地で品川上水と水無川との築樋(河川の立体交差)を説明されました。

ロビーに貼られた、倉本氏が子どもの頃を思い出して描かれたイラスト(赤い文字は管理人が挿入)

Dsc01606

Dsc01607_2

品川上水と立会川の「掛渡井」が、品川区立上神明小学校付近にあったことを東京都水道歴史館の学芸員が教えてくれました。

品川区教育委員会発行 品川用水「溜池から用水へ」より 

Img078

Img079_2

玉川上水にもこのような築樋や掛渡井が有るかどうか、Googleマップで探していましたら立川市上砂町4丁目-4に残堀川との立体交差になっている橋を発見しましたので、立川市郷土民族資料館の学芸員に尋ねたところ、「江戸時代は残堀川が玉川上水に合流していましたが、明治時代になってから現在のような立体交差の橋構造にした」と教えてくれました。

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