アメリカ太平洋軍は日本時間16日午前6時21分、北朝鮮によるミサイルの発射と見られる動きを探知したと発表しました。
太平洋軍は、弾道ミサイル1発が東部のハムギョン南道シンポ付近から発射され、発射直後に爆発したと見られるとしています。太平洋軍はミサイルの種類について現在、分析中だとしています。
アメリカのホワイトハウスによりますと、トランプ大統領は現地時間の15日、北朝鮮によるミサイル発射について報告を受けたということです。トランプ大統領は現在、南部フロリダ州の別荘に滞在していますが、NSC=国家安全保障会議のスタッフらが同行しています。
また、ペンス副大統領も訪問先の韓国に向かう専用機の機内で報告を受け、トランプ大統領と連絡をとったということです。ペンス副大統領は16日午後、韓国に到着する予定で、17日大統領の職務を代行するファン・ギョアン(黄教安)首相らと会談し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応について意見を交わすことにしています。
北朝鮮のキム・イルソン主席の生誕105年に合わせて、首都ピョンヤンに滞在しているNHKの取材班によりますと、北朝鮮の国営メディアはミサイル発射などの情報を一切伝えていません。
取材班が滞在先のホテルから確認するかぎり、15日の大規模な祝賀行事から一夜が明けて、市内は人影もまばらで平穏だということです。また、ホテルでは、ふだんどおり大勢の外国人観光客がバスに乗り込み市内見学に出る様子も見られたということです。
NHKニュースからの引用記事
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