赤間利晴 未来企画創造学舎

赤間利晴の人生 古希以降の社会活動等

心のボランティアに関する提案趣旨

2013年02月28日 21時40分17秒 | 日記
平成25年2月
福島県ユニセフ協会 会長 様             評議員 赤間 利晴
心のボランティア運動創設について(評議員会への提案)
未曾有の東日本大震災発生から間もなく2年になる。一人の日本人・ひとりの県民として、何かをせねば。そんな重いで過ごした。被災者の皆さんにとって、この期間は直接被災しない私たちの10倍も長く感じているのではないでしょうか。
大震災直後、福島市には福島県あづま総合体育館やパルセいいざかなどに、数百人単位の被災者が避難生活を余儀なくされていました。 その他、温泉町の民間旅館等にも、沢山の避難者が先の見えない情況の中で、日々を過ごしておられました。
事後、数カ所でボランティアの機会を得たが、飯坂・穴原温泉の吉川屋での懇談の中でのある避難者の話には、多くの示唆が含まれていました。
避難者が毎日、衣食住について満足とは行かないまでも、一応事足りている情況になっている。 しかし、心は全く満たされていないのが、本当のところであると。口々に心を満たしてくれるボランティアは、本当にありがたいと。
家族が離散しているが、一家団らんの日が待ち遠しい。家族が揃い、仕事をしていることが最大の幸せだと。その、幸せの最小限の条件が満たされていないのが、避難生活者の現状であります。3月11日以前と変わることなく、幸せに過ごしていられる私たちとして、同じ県民が直ぐ近くに避難され悲しみ苦しんでいることを座視して良いものでしょうか。1000年に一度とも言われている未曾有の自然災害と同じ時期に生きた大人として、英知を集めれば、何かはできるはずであると思います。
仮設住宅での孤独死が時々報じられていますが何らかの対策が求められています。そこで、特に原発被災県のユニセフ協会が率先して取り上げ全国に呼び掛ける「心のボランティア・お手紙運動」の創設を提案するものです。
ユニセフの根幹を成す精神に合致する運動であると思います。せめて最寄りの仮設住宅等に避難されている一人暮らしの方々等に、ハガキなどを差し出す運動を東日本大震災復興支援特別事業とし、福島県から全国に提案し国民運動にしたいものです。
避難先で特に高齢者が孤独感・疎外感から自殺されたり、また孤独死が多いといといわれています。自分宛のお手紙等が来るのがとても嬉しく、生きている実感ができるともいわれています。このことから、子どもを主な対象とする当会ではあるが、あえて未曾有の突発災害に対して取組むにふさわしい価値の高いボランティアであると思い、ここに呼びかけたいと思います。運動の目標として、一人数ヶ月に1通を差し出すこととし、先ず趣旨に賛同する方を募り運動の輪を広げれば、一人暮らしの高齢者の命を救うことにつながるボランティアとして機能するものと思います。
 東日本大震災以後は、その以前と私たちも意識を変えることが求められているはずです。国難ともいえるこの時期は、行政も県民も一丸となって東日本大震災の復興と同時に何ら罪のない県民が苦しんでいることに心を寄せることは人としての当然なことと思います。各位のご賛同をお願いします。 ・結論・子ども対象の組織であり、そのことに集中したいとなった。

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