買ってからそれほどたっていないが、最後は一気読み😀
<時間旅行者にして十手もちの女親分・おゆうこと関口優佳は、現代でコロナ
第2波が囁かれる中、江戸でとある内偵を依頼された。
前長崎奉行の配下だった男(河村右馬介)の死に、不審の向きがあるという。
調査を進めると、他にも同じ状況で急死していた者がおり、さらには新たな
死者も・・・。 連続不審死に毒殺を疑うおゆうは、杉田玄白の弟子大槻玄沢
の協力も得ながら、日本史上初めての司法解剖に向けて動き出す。
裏表紙のあらすじより>
腑分けしていたら面白かったんだけど、しなかった。
3人が毒薬で死んで、1人は毒薬を使われたが、おゆうと千住の先生こと
宇田川聡史が現代から機材やら薬などを持ち込んで助けた。
そこから一気に薩摩藩のお家事情が浮かんできた。
巫女の格好をした女は薩摩藩の手練れが一刀両断に斬り殺していた。
(この女を利用していた)
おおやけにしたくない薩摩藩はおゆうや同心伝三郎を狙っていたが・・・
ここからが現代の機材が出てくるんだな~。
千住の先生がフラッシュバンを投げたり、おゆうがケルヒャー高圧洗浄機を
使って相手を倒したが、それでも相手はよろけながらひるまない。
(よい子はまねしないようにって、当たり前だ。ノズルからの水流の強さは
汚れ落としのためだから、相当強いよ!)
この機材の電源バッテリーが重いとか。リュックに入れて背負わないと😀
(「家電侍」の時のバッテリーも自転車でこいで充電していたもんね~😀
それより苦しいかも😁 )
最後は金属バットで腹を打って、のたうち回り石段から落っこちて・・・
この侍は怪我で済んだらしい。薩摩藩から内々に切腹を命じられて
チャンチャンだとか・・・
しかし薩摩藩から命じられて加担した蘭方医が・・・
それに気づいたおゆうのひらめきが凄かった。
伝三郎、かなりいいところまでおゆうの秘密がわかってきたみたい。
千住の先生のことも解っているが・・・
宇田川の祖先ってもしかして江戸時代には蘭方医だった設定なの?
なんだかイロイロ伏線あって、今後も期待したい。
どう肉付けしていくかが問われそうな話しだが、この作家さんは
上手いんだな~。だから面白くて続きが楽しみなのだ😊