
北千住で乗り換える時すでに電車の窓ガラスに雨がついていた。
あああ。私の小雨女は今だに健在なのかと・・・
(晴雨兼用の傘は持ち歩いていたが・・・

新大久保を下りるとかなりの雨。小雨どころではなかったが・・・

グローブ座も久しぶりだ。
いつ以来かな~。「ロメオとジュリエット」以来かも・・・

席は2階の左の方だったが・・・まずまず双眼鏡なしでもばっちり見えた。
(八分入りでまずまず。平日の昼間をこれくらい埋められれば・・・たいしたものだ

(公演中といっても後5日で東京公演終わるけど・・・ネタバレ注意)
話の内容は大会社の御曹司(坂本)の勘違いから始まる。
義兄のが縁談話を持ち出し・・・(これは自分の縁談ではなく義弟のための・・・)
ここの家に勤めているいるコンシェルジュのさつき(戸田恵子)はここの主と
の結婚を夢見ていた。
しかしこの家には幽霊が出るの噂があり・・・
(実はさつきが義兄の嫁の服を着て声高らかに歌っていて、
それがやみつきになっていた・・・

さつきの娘は出てくるし、金融業者の娘は出てくるし、
話は「家政婦はみた」状態。
しかし幽霊騒動は収まらない。
詞を書いて歌おうということになって・・・
最後歌ってた人誰?戸田恵子?
(ブルーの服にブルーの布を頭から掛けて顔をみせないようにしていたけど・・・)
それぞれが幽霊の存在を理解して話は終わったけど、私は納得出来なかった。
何が言いたかったの?亡くなったということを理解したということ?
(行方不明になったと言ってたけど・・・)
ミュージカルのつもりで見ていたが、途中から違和感があった。
これってミュージカルじゃないよね・・・
どちらかというとオペレッタに近い?ミュージカルだともっと踊るよね

オペレッタとミュージカルを足して2で割ったような舞台だった。
坂本の友人役で出ていた人はジャニーズ系かと思ったが違った。
上口耕平君。全然知らない人だった。「ごくせん」にもでていたらしいが・・・
とにかく素敵な舞台だった。

でも素晴らしい歌声の持ち主ばかりで・・・
この舞台は玄人好みの芝居かもしれない。出来が良かった

鈴木綜馬(すずきそうま)さんと言う方を私は知らなかった。
劇団四季に所属されていた方。どうりで歌が本格的だと思った

脇の方もベテランのミュージカル俳優さんを使い見事な出来に感動。。
坂本さんもうV6でやらなくても自立出来てるじゃん。
一番歌が上手いんだから・・・
ミュージカル俳優として大いにに活躍して欲しい。