徒歩ホ女

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鳥取の旅~初秋篇~②

2018-09-16 21:54:52 | Weblog
鳥取市河原町で梨の生産直売をされている「ありのみ倶楽部」前田さんを訪問。


鳥取で開発された人気急上昇の「新甘泉(シンカンセン)」をはじめ、何と20種類以上の梨を生産されているとか。。。
「新甘泉」はかんだ瞬間に甘さが泉のように広がることから命名されました。
 

「なん、これ?」
美味しいものを求めて色々な品種を作るようになったとか。

梨の収穫は7月20日頃の「秋栄(あきばえ)」から始まり、そして11月の「王秋(おうしゅう)」まで次から次にと収穫時期が続きます。
 

ホームページを見ると、殆どの梨が完売!

でもでも、今日は特別にお取り置きして頂いた九品種の梨を食べ比べさせて頂きました。

①秋麗 ②優秋 ③秀玉 ④かおり ⑤秋甘泉 ⑥秋栄 ⑦新甘泉 ⑧爽甘 ⑨二十世紀

こんなに食べたの初めて!!

「秀玉(しゅうぎょく)」はまぼろしの希少品種。甘みと上品な香りで虜になりました。
「爽甘(そうかん)」は、鳥取大学ブランド品種で、「秋栄×中国梨(コルラ香梨)」のハイブリッド種。西洋梨に似た感じ。
「新甘泉」は、甘みがあって鳥取梨のエースですが、新甘泉の翌年に誕生した秋バージョンの「秋甘泉(あきかんせん)」も今後目が離せません。。。
「優秋(ゆうしゅう)」も、鳥取大学ブランド品種で、適度な酸味があってバランスの取れた味がします。
「秋麗(しゅうれい)」甘くて香りよし、和梨特有のシャキシャキ感がいいですね。

ちなみに、取材で参加された坂田理恵さんが糖度計で測ると、1位は「爽甘」2位は「秀玉」でした。

「梨っていつまで食べられるの?」

二十世紀梨記念館(倉吉市パークスクエア)では、一年中3品種の試食が出来るんですって!!
実は氷温冷蔵(新鮮な状態のまま凍る直前の状態で保存する技術)で保管してるからなの。

  

さて、こちらの農園ではシャインマスカットなどのブドウ品種やはなよめなど桃品種も作られていて、近くの道の駅かわはらでも販売されています。
販売中の息子さん(大生さん)にシャインマスカットの試食をさせて頂きました。

シャインマスカットってどんな色? 本当に美味しいのは緑じゃあないのよ。熟して黄色くなったのを食べると。。。「あ、甘い!」

今回の鳥取旅では、和梨の視察?をしたいと長島さんにお願いしたのが始まりでしたが、鳥取の梨にノックアウトされました。
「赤梨」「青梨」共に今後も目が離せませんね。

早速おうちでも頂いた梨で食べ比べ。。。


2日間で日南町と鳥取市を駆け足で回りましたが、皆さまの温かい「おもてなし」に触れることが出来、
野菜ソムリエとして、微力ながら鳥取の魅力を発信したいと思いました。

<番外編>
●米子駅にて(境港まで鬼太郎列車が走っています)
  

●鳥取砂丘にて(砂の美術館)行きはよいよい、帰りは怖い!?
  

●海鮮丼(海暘亭にて)白いか・もさ海老はまた今度ね。
 















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鳥取の旅~初秋篇~①

2018-09-16 09:50:47 | Weblog
鳥取と言えば、野菜ソムリエ上級プロの長島明子さん。。

「梨の圃場を見学した~~い!」
ということで、今回はAKIKOさんプロデュースで鳥取の旅。。。

鳥取の西南端の町「日南町」
鳥取県の面積の10分の一(山手線内側と同じ面積)を占めるにもかかわらず、人口5千人足らずの少子高齢化が進む町です。

農林課の荒金さん、福祉保健課の山田さんの案内で、増原町長を表敬訪問。

「う~ん、いい香り!」
庁舎に足を一歩踏み入れると、木の香りが漂ってきます。
さすが、町内の9割を森林が占めるだけありますね。

増原町長には、猪、鹿、ウサギなどのジビエ・オオサンショウウオ・米(コシヒカリ)など日南町の魅力をたっぷりとお聞きしました。
寒暖の差や、水が綺麗など環境面で町長曰く「誰が作っても美味しい米が出来る」んだとか。

マスコットキャラクター「オッサンショウオ」として慕われている天然記念物の「オオサンショウウオ(ハンザケ)」。
かつては、鉱山の人夫さんが精がつく食べ物として焼いて食べていたそうです。

夏はキラキラと黄金の光を放つヒメボタルやゲンジボタルを見に多くの方が来られるとか。。。
自然豊かな町だからこそですね。

そんな自然たっぷりの日南町で地区100年(国の登録有形文化財に指定)「古民家かつみや」さんで田舎料理に舌鼓。
(http://katsumiya.iinaa.net)

宮本さんご夫妻が運営されている、体験型農家民宿です。

野菜・山菜をその場で天ぷらにして頂きました。また、かまどで炊いたおこげがなんとも香ばしくて美味しい!!


オッといけない!話が弾みすぎて時間オーバー。。。急ぎましょう!

日南町のイチオシ野菜。
坪倉さんの「あまぴー(赤・黄)」は野菜ソムリエサミットでレッドとイエローのダブルの受賞経験があり、他にもキャベツ(寒じめキャベツ)やとうもろこし(福味ちゃんイエロー)でも受賞されているとか。
  

『あまぴー』とは、『あまいぴーまん』の略で、パプリカとグリーンピーマンを掛け合わせた新しい品種のカラーピーマンのこと。
ひと口かじってみると。。。。何これ?これ本当にピーマン?甘~~い!!

焼くと甘さが増すので、地元のケーキ屋さんではタルトやプリンなどのスィーツを開発中。てまり寿司も可愛いですね。
頂っただきます!

  

さて、日南町ではトマトの栽培が盛んですが、栩木さんのトマトは大玉の麗夏(王様トマト)。
果肉がしっかりとしていて、完熟で収穫しても実が崩れない。また、抗酸化物質リコピンが通常のトマトの約2倍もあるってすごくない?

 

99.8%(残りの0.2%は、”うまい”で完成)ストレートトマトジュースを頂きました。コクがあって美味しい。

さて、本日の最後は「白谷(しろいたに)工房」(中村建治さん)
(http://www.tori-skr.jp/daisen-jikan/128/)

今は使われていない保育園で、古民家を解体した廃材や端材を使って寄木細工の作品を作っています。
残念ながら、私は見逃しましたが「マザーゲーム」(2015年TBS系ドラマ)で主演の木村文乃さんが寄木のヘアゴムを付けていたことで話題沸騰。
ブローチを購入。。。


お世話になった役場の荒金さん・山田さんをはじめ、古民家の宮本さんご夫妻、生産者の坪倉さん、栩木さん、工房の中村さん本当にありがとうございました。

最後は米子「酒処 稲田屋」にて乾杯!

長島さんがレシピ監修している「プレミアムエリンギ濃丸」(日本きのこセンター開発)
お刺身は、鮑のような食感です。ごちそうさまでした。


明日は、鳥取方面へGO!


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越後妻有「大地の芸術祭」&十日町ステキ発見旅

2018-09-09 16:32:39 | Weblog
わぁ、久しぶり!
1年ぶりの新潟にテンションも上がります。

 

3年おきに開催されている「大地の芸術際 越後妻有アートトリエンナーレ」が十日町市津南町で開催中とあって「まつだい 農舞台」へ。。。
   

 
水玉でお馴染みの草間彌生さんの「花咲ける妻有」

施設内にある「越後まつだい里山食堂」でまずは腹ごしらえ。水色の店内で、里山を眺めながら食べるランチは格別です。里山の食材がたっぷりと味わえますよ!
 

里山でアート!それもいいけれど、自然が作り出すアートもいいよね!
 
「星峠の棚田」
 少し黄色くなった稲穂と緑のコントラストで棚田が映えますね。この棚田はNHK「天地人」のオープニングにも使われたとか。。。まさに、日本の原風景だっ。

「松之山美人林」
 春夏秋冬で表情を変えるブナ林。。。歩くとフカフカしていて気持ちいい。本物の美人?も引き立て役でしょ。

 美人林の由来って?(十日町市観光サイト とおかまち日和より)
 松之山松口の北の丘陵に、樹齢90年ほどのブナ林が広がっています。昭和初期、木炭にするため、この辺りのブナはすべて伐採され原野となりました。
 その後、一斉に育ったブナの林は、すらりとした立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになりました。

さて、本日のお宿&宴会場所は古民家の「かくら」さん。。。
手づくりの五右衛門風呂が、イチオシとか。。。 丸い板を沈めてお風呂につかりました。朝食も豪華でしょ?

  

で、で、こちらの台所をお借りして、野菜ソムリエたちによる夜の大宴会の準備が始まりました。
梵天丸茄子のしゃぶしゃぶに、妻有ポークのステーキ、なた豆のお浸し、梵天丸茄子のビール漬、茄子とホタテのマリネなどなど

宴会には、「かくら」を運営されている農業女子の水沼真由美さん(社会福祉士を目指して勉強中)
お米、野菜を作りながらヤギを飼っている、ふれあいファーム三ヶ村の中島弘智さん(ヤギの顔が書かれた米袋が可愛い)
農業応援隊に紹介された農業女子の佐藤加奈子さん(2歳の元気っ娘も女子会の仲間入り)
そして、何といってもユニークでお茶目なボブファームのボブさん(梵天丸なすとよんたご米が一押しです)が参加。。

盛り上がることまちがいなしなメンバーです。


さて、2日目は昨年行けなかった梵天丸なすの畑(ボブファーム)へ。
  


生憎の雨の後で収穫体験はお預け(そっか!来年も来てねってことよね)でしたが、♪人生いろいろな濃い~~お話が聞けました。何って? 言えるわけないでしょ。
 

さて、十日町駅の近くでは昨年廃校となった小学校での「絵本と木の実の美術館」に。。。
「カラダのなか、キモチのおく。」
  

   


「そばの郷 abuzaka」で山菜と野菜の惣菜ブッフェ
そばは地元の「とよむすめ」へぎそばが有名ですよね。道の駅「クロステン十日町」にてお買いもの
 

十日町のステキ発見旅を企画頂いた清野さん、今回もご一緒下さった順子さん、咲子さん。
賑やかに華やかに、そして美味しい旅をありがとうございました!
 



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