「諸国漫遊・ごちそう旬菜サロン」第1回スタートしました!
お陰様で、昼の部・夜の部共に満席となりました。
なにわの野菜ソムリエ「ベジフルMaman」が、大阪に居ながらにして、
全国の旬の美味しい食材を、プロの料理人によって扱い方や料理のコツを教えて頂きながら
召し上がって頂こうと企画・運営しました。
場所は、阪急オフィスタワーにある26Fの「キッチンタウン・クリナップ大阪」さんの最新設備を備えたキッチン。。。
今どきの最新キッチンはすごい!
換気扇のお掃除は、スイッチひとつでOKだし、シンクも水を流すだけでごみが排水溝に流れるんだって!
さてさて、
第1回は、岩手県にフューチャー。。。
また、ゲスト料理人は、NHK朝の連続テレビ小説の料理指導でお馴染みの”広里貴子”さん。
岩手県とのお付き合いもあり、岩手の食材に精通されています。
岩手とのマッチングが楽しみですね。
海の幸・山の幸に恵まれた岩手県ですが、東西南北とかなり広い!
地図を見ながら、岩手県大阪事務所の高橋さんより、「黄金の國、いわて」の黄金食材のお勉強。。。
珍しい野菜たち
「南部一郎」「雪どけ人参」「曲がりねぎ」「いきいき長芋」
しいたけに、昆布。。。。
「真崎わかめ」の美味しいこと!
三陸の中北部、宮古市田老の沖合で親潮と黒潮の混ざった地域で作られていて、肉厚で、緑色が濃く、独特の歯ごたえがあります。
学んだあとは、いよいよ広里さんの料理講習です。。。
と言っても、エプロンなしのお話を聞くだけの気楽な会。。。
皆さま、キッチン周りに集まって、熱心に広里さんのお話を聞き、手元を見つめています。
ウエルカムドリンクは、山ぶどう100%の「山のきぶどうジュース」
「山ぶどう」は、久慈地方で採れる、甘酸っぱい果物で、普通のぶどうの約8倍のポリフェノール、3倍の鉄分、4倍のビタミンCと女性にとっては嬉しい飲み物。
小粒で、種が沢山あるので、果汁が少量しか採れません。
その他のドリンク類
日本酒(浜千鳥 純米吟醸):釜石
エーデルワイン(早池峰ヌーボー2015年赤・白):花巻
りんごジュース(田村さんちの皮ごと丸しぼりりんごジュース):盛岡
などなど、岩手が満載です。
さて、
南部一郎のムースとUMAMIカナッペ
南部一郎とは、生でも食べられる甘いかぼちゃで、一関市骨寺地区で作られています。ということで、ムースに。
日本かぼちゃの鶴首カボチャを改良したもので、「南部藩」と種を提供した方の名前「一郎」から名付けられました。
鶏とまめぶの白湯風スープ
じぇじぇじぇ!
NHK「あまちゃん」で一躍有名になった、久慈の郷土料理が「まめぶ」。
中にくるみと黒砂糖が入った団子で、「甘いのかしょっぱいのかわからねえ」と言われたあの「まめぶ」ですよ。
すごくお洒落なまめぶとなりました。
曲がりネギも入っています。
次に出てきたのが、「八幡平サーモンのマリネ 雪下人参のソルベ添え」
八幡平市の清水川養鱒場で作られているブランド名で、
身の色、締まり具合、弾力のある食感と、30年以上かけて品種改良された結果出来た系統の
サケであって、サケでない。ニジマスであって、ニジマスでない。
「ひと口食べたら忘れられない」味で、東京では、ミシュランのお店が使われていますが、大阪にはまだお目見えしていません。
サーモンの横に、小さな山ぶどうの新芽が添えられています。
ここで、一旦中休み。。。
今度は岩手県が誇るお米のお話を、JA全農岩手大阪販売センター長の米倉さんよりお聞きしました。
いわて純情米
きれいな水・澄んだ空気・昼夜の温度差・土壌とお米作りの諸条件が揃っています。
特に農薬使用回数等を慣行栽培の1/2にする「特別栽培米」や
独自基準による、農薬使用回数を10成分以下とする「限定純情米」などいわての米の7割以上が安全・安心な環境に配慮したものとなっています。
「ひとめぼれ」は、食味ランキング最高位の特Aを20年間(平成6年~26年)獲得!!
母親がコシヒカリ、父親が初星として平成3年に誕生。粘りが強く、甘味や香りに優れています。
めても美味しくお弁当やおにぎりにも最適なんだそう。。。
またまた、料理の続きです。
きのこたっぷり蕎麦かっけ
蕎麦かっけとは、二戸・九戸地域で南部藩の時代から伝承されている郷土食。
かっけとは?
蕎麦打ちの際にでる「かけら」のこととか、これを食べたら脚気が治ったとか、形の「角形」からとか、諸説色々とあるそう。
面白いのは、方言で「さぁ、食べて下さい」を「かぁ けぇ」といったとか。。。
岩手は寒いので、出来るだけ口を開かないことから、言葉は短くなるだって。。
お鍋でたくさんお野菜とともに煮て、「にんにく味噌」をつけて食べるのが一般的とか。
本日は、食べやすいようににんにく味噌はありません。
ローストポーク 柚子と山梨のマスタードソース
山梨とは、古くから自生している梨で、現在栽培されているものの原種と言われ、たまたま手に入ったのでと使用。。
ご飯ものは。。。真崎わかめを使った若芽粥
色々と質問しながら、岩手の郷土食のお話や地域の特徴などを伺いました。
最後のデザートが。。。
ビスケットの天ぷら りんご添え
ビスケットの天ぷら???
何それ?
実は、西和賀町の郷土食のひとつで、食糧が不足していたその昔、希少なビスケットに米粉の衣でボリュームをくわえて食べたのがはじまりとされています。
米粉の代わりに、もち粉にホットケーキミックスを混ぜて作ってあります。
江刺りんごは、甘さと酸味のバランスがよく、「ジョナゴールド」「サンふじ」などが生産されています。
マスカルポーネのアイスを添えて、さぁ召し上がれ!
最後に高橋さんおススメの観光ベスト3を!ジャジャン!
第3位 花巻地域
宮沢賢治のふるさと、わんこそば、おいしいワイン(エーデルワイン)など
第2位 久慈地域
北限の海女「あまちゃん」のふるさと、まめぶ汁、三陸鉄道、豊富な海産物(うに・あわび)など
第1位 沿岸地域(宮古~釜石~大船渡~陸前高田)
橋野鉄鋼山を含む明治日本の産業革命遺産・いわて三陸観光応援バスツアー・海鮮ラーメンなど
わぁ、岩手に行ってみたくなりました!
お土産には、岩手県より「ひとめぼれ2合」とベジフルMamanからは、南部せんべいが。。。
そして、最後のじゃんけん争奪戦
サバ?(フランス語で元気ですか?の意)お洒落でしょ?
実は、東日本の水産業復興を支援して出来た、国産サバのオリーブオイル漬けなの。
岩手は行ったことがない人が多く、郷土料理や食材に興味を持たれたようで、是非一度は行ってみてくださいね!
ありがとうございました。。。
お陰様で、昼の部・夜の部共に満席となりました。
なにわの野菜ソムリエ「ベジフルMaman」が、大阪に居ながらにして、
全国の旬の美味しい食材を、プロの料理人によって扱い方や料理のコツを教えて頂きながら
召し上がって頂こうと企画・運営しました。
場所は、阪急オフィスタワーにある26Fの「キッチンタウン・クリナップ大阪」さんの最新設備を備えたキッチン。。。
今どきの最新キッチンはすごい!
換気扇のお掃除は、スイッチひとつでOKだし、シンクも水を流すだけでごみが排水溝に流れるんだって!
さてさて、
第1回は、岩手県にフューチャー。。。
また、ゲスト料理人は、NHK朝の連続テレビ小説の料理指導でお馴染みの”広里貴子”さん。
岩手県とのお付き合いもあり、岩手の食材に精通されています。
岩手とのマッチングが楽しみですね。
海の幸・山の幸に恵まれた岩手県ですが、東西南北とかなり広い!
地図を見ながら、岩手県大阪事務所の高橋さんより、「黄金の國、いわて」の黄金食材のお勉強。。。
珍しい野菜たち
「南部一郎」「雪どけ人参」「曲がりねぎ」「いきいき長芋」
しいたけに、昆布。。。。
「真崎わかめ」の美味しいこと!
三陸の中北部、宮古市田老の沖合で親潮と黒潮の混ざった地域で作られていて、肉厚で、緑色が濃く、独特の歯ごたえがあります。
学んだあとは、いよいよ広里さんの料理講習です。。。
と言っても、エプロンなしのお話を聞くだけの気楽な会。。。
皆さま、キッチン周りに集まって、熱心に広里さんのお話を聞き、手元を見つめています。
ウエルカムドリンクは、山ぶどう100%の「山のきぶどうジュース」
「山ぶどう」は、久慈地方で採れる、甘酸っぱい果物で、普通のぶどうの約8倍のポリフェノール、3倍の鉄分、4倍のビタミンCと女性にとっては嬉しい飲み物。
小粒で、種が沢山あるので、果汁が少量しか採れません。
その他のドリンク類
日本酒(浜千鳥 純米吟醸):釜石
エーデルワイン(早池峰ヌーボー2015年赤・白):花巻
りんごジュース(田村さんちの皮ごと丸しぼりりんごジュース):盛岡
などなど、岩手が満載です。
さて、
南部一郎のムースとUMAMIカナッペ
南部一郎とは、生でも食べられる甘いかぼちゃで、一関市骨寺地区で作られています。ということで、ムースに。
日本かぼちゃの鶴首カボチャを改良したもので、「南部藩」と種を提供した方の名前「一郎」から名付けられました。
鶏とまめぶの白湯風スープ
じぇじぇじぇ!
NHK「あまちゃん」で一躍有名になった、久慈の郷土料理が「まめぶ」。
中にくるみと黒砂糖が入った団子で、「甘いのかしょっぱいのかわからねえ」と言われたあの「まめぶ」ですよ。
すごくお洒落なまめぶとなりました。
曲がりネギも入っています。
次に出てきたのが、「八幡平サーモンのマリネ 雪下人参のソルベ添え」
八幡平市の清水川養鱒場で作られているブランド名で、
身の色、締まり具合、弾力のある食感と、30年以上かけて品種改良された結果出来た系統の
サケであって、サケでない。ニジマスであって、ニジマスでない。
「ひと口食べたら忘れられない」味で、東京では、ミシュランのお店が使われていますが、大阪にはまだお目見えしていません。
サーモンの横に、小さな山ぶどうの新芽が添えられています。
ここで、一旦中休み。。。
今度は岩手県が誇るお米のお話を、JA全農岩手大阪販売センター長の米倉さんよりお聞きしました。
いわて純情米
きれいな水・澄んだ空気・昼夜の温度差・土壌とお米作りの諸条件が揃っています。
特に農薬使用回数等を慣行栽培の1/2にする「特別栽培米」や
独自基準による、農薬使用回数を10成分以下とする「限定純情米」などいわての米の7割以上が安全・安心な環境に配慮したものとなっています。
「ひとめぼれ」は、食味ランキング最高位の特Aを20年間(平成6年~26年)獲得!!
母親がコシヒカリ、父親が初星として平成3年に誕生。粘りが強く、甘味や香りに優れています。
めても美味しくお弁当やおにぎりにも最適なんだそう。。。
またまた、料理の続きです。
きのこたっぷり蕎麦かっけ
蕎麦かっけとは、二戸・九戸地域で南部藩の時代から伝承されている郷土食。
かっけとは?
蕎麦打ちの際にでる「かけら」のこととか、これを食べたら脚気が治ったとか、形の「角形」からとか、諸説色々とあるそう。
面白いのは、方言で「さぁ、食べて下さい」を「かぁ けぇ」といったとか。。。
岩手は寒いので、出来るだけ口を開かないことから、言葉は短くなるだって。。
お鍋でたくさんお野菜とともに煮て、「にんにく味噌」をつけて食べるのが一般的とか。
本日は、食べやすいようににんにく味噌はありません。
ローストポーク 柚子と山梨のマスタードソース
山梨とは、古くから自生している梨で、現在栽培されているものの原種と言われ、たまたま手に入ったのでと使用。。
ご飯ものは。。。真崎わかめを使った若芽粥
色々と質問しながら、岩手の郷土食のお話や地域の特徴などを伺いました。
最後のデザートが。。。
ビスケットの天ぷら りんご添え
ビスケットの天ぷら???
何それ?
実は、西和賀町の郷土食のひとつで、食糧が不足していたその昔、希少なビスケットに米粉の衣でボリュームをくわえて食べたのがはじまりとされています。
米粉の代わりに、もち粉にホットケーキミックスを混ぜて作ってあります。
江刺りんごは、甘さと酸味のバランスがよく、「ジョナゴールド」「サンふじ」などが生産されています。
マスカルポーネのアイスを添えて、さぁ召し上がれ!
最後に高橋さんおススメの観光ベスト3を!ジャジャン!
第3位 花巻地域
宮沢賢治のふるさと、わんこそば、おいしいワイン(エーデルワイン)など
第2位 久慈地域
北限の海女「あまちゃん」のふるさと、まめぶ汁、三陸鉄道、豊富な海産物(うに・あわび)など
第1位 沿岸地域(宮古~釜石~大船渡~陸前高田)
橋野鉄鋼山を含む明治日本の産業革命遺産・いわて三陸観光応援バスツアー・海鮮ラーメンなど
わぁ、岩手に行ってみたくなりました!
お土産には、岩手県より「ひとめぼれ2合」とベジフルMamanからは、南部せんべいが。。。
そして、最後のじゃんけん争奪戦
サバ?(フランス語で元気ですか?の意)お洒落でしょ?
実は、東日本の水産業復興を支援して出来た、国産サバのオリーブオイル漬けなの。
岩手は行ったことがない人が多く、郷土料理や食材に興味を持たれたようで、是非一度は行ってみてくださいね!
ありがとうございました。。。