6月末からの欧州トレッキング遠征に向けたトレーニングの総仕上げとして、八丁坂の頭から姫次へ登り、そこから蛭ケ岳をピストンする総行程約8時間のトレッキングを行いました。 梅雨入りが遅れていることから、家庭菜園がカラカラの砂漠状態で心配ですが、こればかりはどうにもなりません。 どこぞ標高2000m以上の山での遭難が報道されていますが、梅雨明け以前にそんな所に出かける勇気は持ち合わせていません。 家から車で1時間ほどの裏丹沢や道志方面は標高差1000m程度のトレーニングにはうってつけのコースが沢山あります。
コース概要については、山紀行(早春の裏丹沢山系 八丁坂の頭・姫次 2014.4.24) や山紀行(春の裏丹沢山系 姫次、蛭ヶ岳 2013.6.1) を参照下さい。
蛇足ですが、2020年の東京オリンピックの自転車ロードレースのコースに調布から道志路を経由し山中湖、三国峠、富士スピードウェーへ抜けるコースに決まったとのこと。 30年来、何時もトレッキングに通った路となったことに驚くとともにこの自然豊かで起伏に富んだコースなら世界に誇れるのではと確信しています。
林道脇の駐車場から登山口まで30分程、林道を歩きます。 木漏れ日がきれいですね。 近年、この付近の檜、杉がブランド化され海外へ輸出もされるようになり、手入れが随分されるようになりました。
松の木の根元のキノコに朝露が輝いていました。 銀ランも盛りを過ぎましたがまだ少し咲いていました。
尾根筋へ出る手前からの宮ケ瀬から続く本間の頭、丹沢山の稜線とその奥に塔ノ岳です。
尾根筋にはヤマツツジが見事に咲いていました。
姫次から蛭ケ岳へのトレールはブナ等の自然林が続いています。 山法師も盛りと咲いていました。
一輪草やドウダンツツジも咲き誇っています。
檜洞丸越しに富士山も顔を覗かせていました。 檜洞丸にはツツジの秘境”北尾根”のルートと頂上直下に青ケ岳山荘が見えています。
思いがけづずシロヤシオツツジが咲いていました。 穢れを知らない透き通るような白い花びらと先端が赤みがかった新緑の葉がなんとも清々しいですね。
マイヅル草も咲いていましたが、今年は群生しておらず少しがっかり。
蛭ケ岳頂上から鬼が岩から丹沢山です。 蛭ケ岳山荘もきれいになりました。
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