例年より10日余り早く梅雨入りしましたが、早速、中休みに入ったようで今日6月1日には、欧州トレッキング遠征の最後の調整を兼ねて蛭ヶ岳に登ることとしました。 自宅を8時30分に出て青根の登山口に9時30分に着きました。 4月22日に姫次に登った時には、季節外れの降雪があり、寒かったのですが、今日は高曇りで日も差し春らしい気候になりました。 姫次へは八丁の頭経由の何時ものルートを2時間30分程かけて12時に姫次へ到着。 思いがけず、霊峰 富士山がくっきり姿を見せてくれ感激です。 残雪もずいぶん、少なくなりました。
昼食後、12時30分に姫次を出発し、蛭ヶ岳には1時間30分程で2時に到着。 頂上直下では、思いがけずにヤシオツツジを楽しむことができました。 今年の見納めです。 頂上には、丹沢山の表からや、檜洞丸からの難コースを踏破された方が10名ほどおられましたが、帰路を考え早々に山頂を後にしました。 姫次には3時15分に到着。 夏みかんで疲労回復し、登山口には4時20分に到着。 昼食時間等を入れて都合、7時間の行程でした。
登山口から少し登ったところで、ツツジのお出迎えです。
このコースで初めて銀蘭を見ました。 本当に可憐ですね。
今年初めて、銀嶺草を見つけました。 なんだかお化けみたいです。
八丁坂の頭手前から見る宮ヶ瀬から続く本間の頭、円山木の頭、太礼の頭、瀬戸沢の頭から丹沢山の稜線と中央奥に塔ノ岳です。
姫次で思いがけず、富士山がきれいに姿を見せてくれました。
姫次から10分程で原小屋平です。 ここには以前、炭焼き小屋があったようでその土台が残っています。 近くには湧水もあります。 ずいぶん前ですが、ここで水をいただいたこともあります。 伝道から沢登りでのルートもあります。
蛭ヶ岳への中間地点。 ここから地蔵平経由で神の川へ下る熟練者コースがありますが、ルートファイディングが超困難です。 単独行や初心者は止めてください。 この辺りはブナの原生林で気持ちの良いルートです。
1時間程で蛭ヶ岳への最後の登りとなります。 このベンチで小休止し残り400mの急登に挑みます。
紫ヤシオツツジとシロヤシオツツジが出迎えてくれました。 先週、檜洞丸直登で今年の見納めと思っていたのですが、思いがけずに楽しむことができました。
先週、登った檜洞丸越しの富士山です。 山中湖が見えるでしょうか。
下に先週の檜洞丸直登の起点となった広河原とアーチの白い橋が見えます。 先ほどの地蔵平からあそこへ降りるのですから、相当の急坂ですね。
頂上までもう少し。 この辺りは木道が本当に良く整備されています。 以前は、登山道が深く掘れて雨になれば濁流で土砂を押し流し自然破壊が進んでいました。
頂上からは、丹沢山への稜線、檜洞丸への稜線、ユーシンへの下山路と姫次へのルートの4ルートがあります。
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