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読書の森

冬来たりなば春遠からじ

又も冷雨でございます(^ω^)
自然を大事にしない人間に対して自然がしてるイジメみたい。

私は、一応寒さにはまあ強いので、今のところ未だ大丈夫です(何が?って未だ死んでない)。
多分、耐えて待ってれば「春」が必ず来るからとおめでたく思ってるからです。

ただし、物心つく頃に慣れ親しんでた蓮華と菜の花が畑一面に咲く麗らかな春のイメージと全然かけ離れた世界におります。

小学生の頃には(検便してた時代)想像だにつかなかった花粉症が国民病みたいになった今日。
この花粉は戦後の日本においてスギの森林伐採が行き届かなかった結果じゃないか?と思っても誰も何も言わない。
「変な婆が何言うか」てな感じであります。

それでも、「なんか違う」と思っている内に、気候変動は始まり、酷暑が襲い地震が多発し出します。
さらに正体不明の疫病、おまけに理不尽な戦争。

全て人為的なモノに原因するにせよ、そうでないにせよ、大変な事ですよ。
いくら楽観的に見たくても、世の中の未来は「予定調和」とはいかないみたい。


大昔、サークルの先輩から「流されちゃいけない」と真剣に言われた事を思い出します。
昭和18、19、20年と戦争の真っ只中に生まれた先輩たち。
お家は金持ちでしたが、日本の非常に厳しい時代をご存知の為、社会状況を正確につかむ必要性を身に染みて知ってた。

心理学のサークルで「周りの人の心理状態に惑わされてはいけない」と言う意味かと考えてました。
が、実は「世の中の大勢の動き、歴史に流されちゃいけない」と言う事だったのです。

大上段からガミガミと教えるのでなく、さりげない口調で「世の中に流されちゃいけない」と言われた訳。


その意味を58年後になって、やっと痛感した私です。

厳しい冬の時代に必ず春が来る麗しい日本は、ひょっとしてもう何十年か後になく、亜熱帯と化すかも知れないのです。

私、「その為に日本人はどうしていけば良いか?」
などと深刻に考えちゃうのです。
でも、、。
「バッカみたい」
明日の暮らしもおぼつかない貧乏な婆が何を言うか」と無視されるどころか「人を不安に陥れる危険な事言う婆」と敬遠されるのがオチなのよ。

そういう事で、永遠に「冬来たりなば春遠からじ」と言う日本であって欲しいです❣️


全然関係ないおまけ。
このところの値上げで、緊縮財政の為節約オカズにしました。

在庫食糧品の整理で、ジャガイモとネギの味噌汁、卵炒り豆腐、お魚ソーセージ、水菜のお浸し(鍋物の残り)、白楽と油揚げの炒め煮(これも鍋物の残り)。
以上です。

先日鰻食べといて、涙ぐましい努力してなんて思われませんよね。もう贅沢しません。と心に誓う。

注:
検便なんて汚ない話でごめんなさい🙏説明すると、昔のトイレは汲み取り式で、人糞を田畑の肥料にしてました(エコと言えばエコだけど)。なので回虫がわく人も居た。回虫も身体に悪いのがいて、学校で定期的に検便(生徒は容器に便を入れたモノを持参)をして調べたのです。




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