読書の森

財政の話



消費増税ですが、増税分を何に充てるかというと社会保障費なんでしょう。

問題の多い国の財政ではありますが、江戸時代には社会保障などが確立されてなかった筈です。
お互い様、持ちつ持たれつの社会の輪が有りましたが。

年金制度や社会保険制度がきちんと確立したのは、戦後です。

昔は、老人の割合は少なかったし、家族の絆が今より強いものがあったのでしょうね。
お年寄りは今よりずっと大事にされました。

そうかと言って今の制度を「有難い、有難い」と喜んでもいられない。
若者から見れば不公平感が強い世の中です。

なんで、こんなに年寄りと若者の間にとげとげしいものが芽生えるかというと、この
お金の不公平感からきているのではないでしょうか?


家の母は「お金の話は汚い」と私がけち臭い話をするのを嫌がりました。
言葉と行動が見事に一致していて、気前の良い人で、後でとても困りました。

そのせいにしては何ですが、昔は歴史に興味津々でしたが、政権を支える財政について興味を持ったのは、還暦以降なんです。
お金の話は客観的に計算して興味を持った方が良いと思います。
そうすれば、全然汚い話にはならないでしょう。

興味を持ち出すと不思議が多すぎます。

江戸幕府の財政は何で賄われていたか、米、運上金などです。
それだけで足りるのかしら?
長屋の人たちって税金払わずに済んだのかしら?

こんなアバウトな財政で、独裁政治やれたのはどうしてかしら?

幕府は諸国の大名の家族を江戸に置き、参勤交代をさせて、力を削ぎ、反乱を起こさないようにしました。
大名にとって収支の取れない制度に甘んじてたのは何故だろう。

疑問が次々とわくのは良いのですが、肝心の本を読み考え出そうとすると眠くなります。
ああ、後50年若かったら、もっと勉強できたのに(?)と悔やむこの頃です。





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「エッセイ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事