読書の森

『小ぶたとくも』その2



中身は、貧しい農家で飼われた子豚のお話である。
小さな豚小屋で一匹残る彼はやがて肉牛として売り飛ばされる運命にある。

仲良くなった蜘蛛、多分おばさん蜘蛛、に嘆いてみせたところ、蜘蛛は「私に考えがある」と言った。

翌朝、彼の小屋の前に銀色の蜘蛛の巣がかかる。
「素晴らしい子豚!世界一の子豚!」

織り込まれた蜘蛛の巣の文字は人々を驚かせた。
銀に光る文字は、ネオンも淡い昔の時代、たいそうな刺激だった。

この賛辞を込めた蜘蛛の巣を蜘蛛のおばさんは心を込めて作った。

読んでいただき心から感謝します。 宜しければポツンと押して下さいませ❣️

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