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読書の森

祈りの中のオリンピック

本日東京オリンピックが開催されます。

「どうか、陽性者が出ないで下さい」と祈りつつも、「そりゃ無理じゃなかろうか」とハラハラしている、言わば未曾有の平和の祭典であります。

東京オリンピックは、実は3回あった筈なのです。1940年秋、嘉納治五郎らの尽力によって初の有色人種によるオリンピックが開催される事になっていました。
しかしご存知の通り忌まわしい太平洋戦争の没発によって無念の中止となります。

戦後1964年秋の東京オリンピックは、東京都にとってホントに幸福な大会で、その後の日本の経済発展ぶりは目覚ましいものでした。
リアルタイムで見聞きした私、及び同世代の人間にとって夢よもう一度という思いは、非常によく分かるのです。

たとえ無理難題を押し付けられた開催であっても、では開かないと後はどうなるのか、と想像すると又怖いものはあります。

「進んでも地獄、退いても地獄なら、いっそ突破しちゃえ!」などと口に出す人は皆無でしょうが、試練の大会ですね。
こんな小難しい悲観的な言葉はブログの中だけにして、日本が全力で挑む美しい夜のイベントを観たいと思います。



1964年のオリンピックの年、私たちは高校三年生でありました。同じ学校の友人も聖火を掲げて走りました。
上に挙げた写真は、オリンピック大会ではなく、学校の運動会ですが、オリンピックに刺激されてか?皆かなり気合いが入っております。

これは卒業時の記念アルバム用に、それぞれのクラスの友達グループで場所とポーズを工夫して撮ってもらったものです。
オリンピックと直接関係無くてごめんなさい(ついでに出してしまいました)。
それにしても、皆かなり凛々しくポーズをとってますね(自惚れですが)。受験組でしたので皆心構えるものがありました。

その頃の未来は未知でワクワクするものでしたが、女子進学の行手それなりに厳しいかったです。

今、爺さん婆さんになった世代として、ただ平和なオリンピックに終始する事を祈るばかりであります。
大会関係者の皆皆様、頑張らなくても良いから、頑張ってね♪
とはいえ、スポーツの勝負は勝負で、これは厳しくやっていただきたいです。



読んでいただき心から感謝します。 宜しければポツンと押して下さいませ❣️

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