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真空管FMチューナー・キットを作る

2023年05月14日 | 電子工作

当方宅の押し入れにずっと入っていた,音楽之友社のstereo編で発売された,ラックスマンの「真空管FMチューナー・キット」。

 ※ この言い方であっているかな?

確か2019年頃だったと思う,ネット大手「密林」で購入し,これまで密林から送られてきた箱も開けずに,ず~~~っと(状態よく(?))押し入れ内に放置プレイだった。

このブログを立ち上げた頃から取り組んだ「真空管プリアンプ&パワーアンプ」の続きで,今更ながら作ってみようと思う。

上の写真のパッケージの裏に色々な仕様が記載されている。

おぉぉ~,そうかそうか,近年色々と変更された「ワイド域」まで受信できるのね。

パッケージを開封。

そして,入っているものを取り出してみる。

全体的に見て部品点数も少なく,これは1日で仕上がりそうだ。

メインとなる基板の袋を開封してみる。

基板上にすべての電子部品などが組まれている。

 ※ ありゃ,どおりてパッケージ内に電子部品がないっていないわけだ。

これだと「作る」というより「組む」と言った方がよい。チョット(?)ガッカリ感もあったりしながら基板を見てみる。

「Stereo LXV-OT8」とシッカリ記載されている。

早速,「組み立て説明書」のとおり組んでいく。

ケース底部に,基板取り付けの台座となる樹脂製の足を入れ,基板をパッチン!

既に8割方完成状態。ただし,要注意箇所が1か所。

基板とケースのアースライン。すでに基板に組まれたジャンパー線の上からネジを取り付ける。ここが重要ポイントのようである。

後は本体の背面のネジ取り付けやフロントパネルなどを組んでいく。

肝心の真空管は,

やはり隣国性の「12AU7」ですかい!? 

基板のソケットに真空管を取り付け9割方完成。

最後にケース底部にゴム足を取り付ける。ゴム足はシール材が張り付けてあり,そのまま取り付けても大丈夫だと思ったけど,過去に嫌な経験をしたことがあったので,ひと工夫する。

そう,パーツクリーナーでゴム足を取り付ける箇所の脂分を除去する。

そして,いよいよ付属されていたアンテナを取り付けてみる。

本体背面のアウトプットにピンケーブルを接続して小型アンプに接続。

メインダイヤルを回してみると,同調した放送局からの電波が受信でき再生された。

放送局の電波が同調すると「TUNE」と「STEREO」のランプが点灯する。

フロントパネルののぞき窓から真空管が見え,ちゃんと光っているぞ。拡大してみると・・・,

真空管がちゃんと光っている。る・・・る?

よく見ると真空管ソケット下部の基板に取り付けられている「LED?」が「いかにも~!」のように点灯しているだけだった。

でも,まぁ~,真空管FMチューナー・キットは完成した。先にも書いたとおり,このキットは「作る」というより「組む」と言った方が正解だろうと個人的に思う。

このチューナーは,先日完成させたアンプに接続してみるつもり。そして,同梱されていたアンテナ,というより1本の線より,シッカリ外部にアンテナを張って受信してみようと思う。

このキットを組み立てた先輩方々,どのような取り扱いをされているのでしょうか?


無停電電源装置のバッテリー交換

2023年02月23日 | 電子工作

当方が使用するパソコンの電源は常時「無停電電源装置」に接続されている。

そう,急な停電でデータ等が「ぱぁ~」にならないためである。

この無停電電源装置なのだが,先々月あたりから,やたら「ピーピー」と警告音が鳴り響くようになった。

鳴るたびに「リセットボタン」を押し警告音を停止させていたのだが,リセットボタンを押す頻度が多くなってきたので,思い切って内蔵バッテリーを交換してみた。

  ★ GS YUASA の 3115というタイプ

本体を上下反対にすると「いかにもここにバッテリーが入ってます!」と言わんばかりの鉄板があり,ねじ1本で止まっている。

鉄板を外し,内蔵されているバッテリーを取り出そうとしたところ,バッテリー本体がケースに引っかかって容易に取り出せなかった。

10分前後格闘しただろうか,何とか取り外しに成功した。

取り外したバッテリーを見たところ・・・,

部分的に裂け目があり,バッテリー本体も全体的に膨らんでいた。

  ★ 赤矢印部分は裂け目部分

試しに,取り外したバッテリーの電圧を計ってみた。

本体が膨らみ裂け目ができていても,しっかり「11.46V」を表示している。バッテリー本来の規定値より少々低い電圧だが,最後の力を振り絞っている(虫の息)という状況なのだろう。取り扱いには十分注意が必要である。

  ★ 手前が取り外したバッテリー,奥が交換するバッテリー

交換も無事に終わり,さっそく電源を入れてみた。

警告音も鳴り響くこともなく,ちゃんと動作できているようだ。

これで,最低5年くらいは大丈夫だろう。一安心!