前回・・・,「第二級陸上特殊無線技士(以下「二陸特」という)」免許取得について書いた。
じつはじつは・・・,というところで,
「二陸特」について勉強を進め,ある程度勉強が軌道に乗ってきたところで,「同じように「CBT方式」で受験できる特殊無線技士資格はないのかなぁ」と思い探してみた。
すると「陸上」以外に「海上」と名の付く「特殊無線技士」の受験ができることが分かった。
「海上」と名の付く特殊無線技士は「第二級海上特殊無線技士」と「第三級海上特殊無線技士」の2種類。
とりあえず「二陸特」の勉強の合間に,2つの海上特殊無線技士の過去問題をダウンロードして内容を見てみた。
「第三級海上特殊無線技士」は,この時勉強していた「二陸特」の基礎知識がある程度生かせそうで,海上特有の問題を少し勉強すれば合格できそう。また,出題方法も2択問題。
しかし「第二級海上特殊無線技士」は,参考書や過去問題をある程度勉強して覚えなければ難しいことがわかった。
また,「第二級海上特殊無線技士」の参考書が(この時点で)新しいものに切り替わるとのことで,書店にもネット上にも在庫がなかった。
ということで「第三級海上特殊無線技士」の免許を先に取得にしようと決意し「二陸特」の時と同様,ネット上から試験の申し込みを行った。
「第三級海上特殊無線技士」の参考書・・・?,参考書・・・?,とネット上を探してみたが,運悪くどこも在庫なし状態。
これも新しいものに切り替わる時期だったのだろうか?
無いものは入手ができないので,この他に参考書となるものはないか,と探したところ「養成課程の標準教科書」を見つけたのでネットで注文した。
標準教科書は早々に送られてきて・・・,まずは受験日が刻々と近づいてきている「二陸特」の勉強を優先的に。
「二陸特」試験日1週間くらい前から(だったか?)合間を縫って「第三級海上特殊無線技士」の勉強に着手しはじめた。
「二陸特」の試験が無事に終わり,翌週に「第三級海上特殊無線技士」を申し込んでいたため,かなりハードでタイトなスケジュールの中,「なめたら落ちる!・なめたら落ちる!」と自身に言い聞かせ,標準教科書と過去問題を何度も解き,書いて覚えた。
試験会場は「二陸特」と同じ東京都内の某試験会場。
試験会場内に入ってみると,当方以外誰もおらず・・・。
パソコンがたくさん並ぶ広い試験会場は貸し切り状態だった。
試験時間は1時間で,法規20問,無線工学10問の計30問で,配点は各5点。 法規は9問以上,無線工学は5問以上間違えると不合格となる。
「第三級海上特殊無線技士」の勉強中,ネット上でこれまで受験された方々の書き込みを見てみると「案外簡単だった」という意見を多数目にした。
しかし,先に書いたとおり「なめたら落ちる!・なめたら落ちる!」の意気込みで試験に臨んだ。
試験が開始され試験問題に目を通すと,過去問題とほぼ同じ問題だったと思う。
一通り解答を終え見直しをして,向かっているパソコンの経過時間を見ると20分強が経過していた。
それでも30分経過までは見直しをしようと。
最後にパソコン上の試験終了ボタンを押して試験結果(即報結果)を見てみたところ,トータルで145/150点と,一応合格ラインは超えていたものの,1問ミスっていたようである。
どこを間違えたのか,出題内容を思い出し,教科書と過去問題を見返したがわからず。
合格ラインは超えていたもの,少々(?)悔しい結果だった。
試験が終わって10日後,メールで「合格」と記載された正式な結果通知が届き,その日のうちに免許申請を出した。
そして,免許申請をして1カ月が経過した昨日,郵便受けを見たところ「第三級海上特殊無線技士」の免許証が届いていた。
今回の「第三級海上特殊無線技士」の受験を振り返ると・・・,
受験発起から試験日までが約3週間,勉強時間は「二陸特」の受験も重なったことから実質2週間弱といったところ。
そして「試験内容は簡単」とのネット情報を目にしていたが「なめたら落ちる!」と自身に言い聞かせ臨み,結果は合格ラインは越えたけど1問ミスをしてしまった。
その後も,ミスった個所を見つけ出そうと何度も見直したけど結局見つけられず。
でも,免許が取得できたことは正直嬉しい。一生モノの資格ということで大事にしようと思う。