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インドネシアにリアル「AVATAR-アバター」が存在した(スポットライト)

2012-02-16 20:00:00 | 映像
インドネシアにリアル「AVATAR-アバター」が存在した
 2012年2月16日 20:00 


地球にも映画「アバター」の世界があった
インドネシアで土地を守るために戦っている先住民族とそのリーダー「ママ・アレタ」が、リアル「アバター」として注目を集めている。


(Photo:Avatar Póster By freeflyer09)
映画アバターとは
2009年に公開されたジェームズ・キャメロンの映画「アバター(AVATAR)」は、美しい3D映像やそのストーリーが世界中で話題となり、興行収入は歴代1位となる26億4000万ドル(約2385億円)を記録した。

アバターの舞台は22世紀。人類は宇宙に進出しており、莫大な利益となる「衛生パンドラ」に眠る鉱物を採掘するため「アバター・プロジェクト」が開始される。

人間にとって有毒であるパンドラの大気を克服する、青い肌の先住民族「ナヴィ」と人間のDNAを組み合わせた肉体「アバター」が創り出され、元兵士のジェイクが「アバター」となる。

しかし、この鉱物の採掘はパンドラの生命を脅かすものであり、先住民ナヴィと人間たちの戦いへと発展していく。ジェイクはナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ち、次第に人間たちの行動に疑問を持ち始める……。


(Photo:Pandora By Mahin things the way they are)
くりひろげられる先住民と採鉱会社の戦い
映画「アバター」のように「先住民」の地をめぐる戦いは、実は現実の世界でも起きている。

「ママ・アレタ」と呼ばれるインドネシアの環境活動家は、そんな先住民部族のリーダーだ。アレタは、「インドネシアのアバター」として知られている。


(Photo:Life Outside the City | A photo series By karthikpasupathy)

アレタは1990年代半ばから、自分たちの土地を守るため採鉱会社と戦っている。

そんなアレタに対する採鉱会社の嫌がらせはとてもひどく、罵りや暴力だけでなく、自宅を放火された後に3人の子供たちを誘拐され何か月もの間森の中に子供を隠された事もあったという。

アレタはそれでも戦い続ける。
「政治や民主主義については何もしらないけど、全ては私たちの土地を守るためだ」
といい、さらにこう続ける。
「私たちは自分たちが作れるものだけを売る。創り出せないものを売ることはできない。」

アレタはそんな自分の活動の歴史を、2月22日から23日にかけて開かれるサウス・トゥ・サウス映画祭で公園する予定だ。


近くに留学をしている人は、ぜひ足を運んでみよう。(詳しい情報はこちらから)
http://www.spotlight-news.net/news_gb4ZD3JHuc.html?right

South To South Film Festival 2008 TRAILER


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