「あいぎ」の「岐」展開(笑)、事前サーチその2。
そもそも岐阜県内の知財系の出願件数等はどうなっているの?
参考にしたのは、特許庁HPの特許行政年次報告書2012年版と地域団体商標制度。
特に、愛知県と三重県と全国との比較で何か傾向に違いがあるのかな?の辺りを。
都道府県別出願件数表より(2011年の実績データ)
<日本人によるJPOへの特許出願件数>
岐阜県 926件
愛知県 26,940件
三重県 1,551件
内国計 287,580件
<上記特許出願における発明者延べ人数>
岐阜県 2,472人
愛知県 59,461人
三重県 5,429人
総発明者数 696,797人
<日本人によるJPOへの意匠登録出願件数>
岐阜県 733件
愛知県 1,736件
三重県 143件
内国計 26,658件
<上記意匠登録出願における創作者延べ人数>
岐阜県 789人
愛知県 3,259人
三重県 297人
総発明者数 57,979人
<日本人によるJPOへの商標登録出願件数>
岐阜県 752件
愛知県 3,991件
三重県 524件
内国計 84,673件
<日本人によるJPOを受理官庁とするPCT出願件数>
岐阜県 75件
愛知県 2,922件
三重県 192件
内国計 37,826件
<日本人によるJPOを本国官庁とするマドプロ出願件数>
岐阜県 10件
愛知県 93件
三重県 10件
内国計 1,547件
<地域団体商標の出願件数:H24.12.31現在(登録査定H24.1.8現在)>
岐阜県 41件(登録査定28件)
愛知県 33件(登録査定14件)
三重県 22件(登録査定13件)
内外計 1,030件
ざっと並べてみて、気が付くのは、岐阜県は、意匠登録出願と商標登録出願の比率が特許に比べてかなり高いこと(特に対愛知比)。
商標登録出願に関しては、どっちかといえば特許出願が少ないという見方もあるかも。
で、どうみても数字的に面白いのは、意匠登録出願件数の突出具合。
こちらについても特許が少ないともいえなくはないけど、それを考慮しても強烈に突出していますね。
次いで、地域団体商標の多さ(出願だけでなく登録数も)。
岐阜県は、地域団体商標の商標登録出願件数が全国4位だそうです。
ちなみに、ダントツ1位が京都(146件)、2位が兵庫(57件)、3位が北海道(44件)、5位が石川・沖縄(38件)、7位が新潟・静岡・愛知(33件)だそうです。
あとはなんでしょうね。PCTやマドプロ利用率は低いみたいですね。
これはパリルート等の別ルートが加味されていないのでわからないけど、グローバル出願率は低そう?(不明)
※願書ベースでの開発部署と出願人の本社との住所の違い、発明者の所在にかかわらず発明者居所を本社に統一している場合があることなど、色々な例外があるので、雑な検討ですが…
春以降に、有料データベース等を用いた詳細な検討をやってみようかな?以上、また個人メモレベルのブログ記事でした(汗)。
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