最近の但馬は1晴・6曇雨の不順な天気が続いている。明日は大荒れの低気圧がやってきそうだ。
今日は朝からいい天気。気温も高い。天気につられて篠山方面の佐中ダムから山に登ってきた。
まだ登ったことのない黒頭峰と夏栗山の二つの予定が、結果的に三尾山、鋸山の4山に登るという
自分の年にしては歩き過ぎとなってしまった。それもこれも今日の天気の良さからくる事。
そしてひとり旅という気軽さもある。登山口とした佐中ダムは有料の「へらぶな釣り」のメッカ。
神戸住まいの大阪心斎橋勤務の頃、結構な投資金額の業革関連のプロジェクトを抱えて日夜を励んで
いた頃、たまの休みにここえ来て釣りをしていた時代を思い出す。頭を休めプロジェクトの歩む道筋
を考えるために春夏秋の山の景観に身を置く事が釣果より主目的であった。そして今思えばその目の
前の山が夏栗山とは・・・
前文長くなりましたが、今日、この佐中ダムの上流部に車をパークさせ、佐中峠経由でまずは黒頭峰
を目指して登ってきました。
佐中ダムから佐中峠へ
マイカーに「登山中です」とのメモを置き、佐中峠をめざす。峠まで約1.6キロ、途中までは
舗装の道路で、地道になる辺りに駐車する場所があるらしいが、冬を通り過ぎようとするこの季節
倒木や落石の心配があるのでここをスタートに歩き出す。
結果的に車の通行には問題なかったが、大きな落石・倒木があり、道のまん中にたぬきの行き倒れがあった。
佐中峠
佐中ダムから来てまっすぐは丹波市春日町の東中、右は三尾山、今日は左の黒頭峰への道へ。すぐに登山道入口がある。
夏栗山への分岐看板を確認しながら、薄暗い山道を歩く。
黒頭峰山頂手前は杉かな?桧かな?薄暗い。そして少々の急坂を登れば山頂。
ダムサイトから1時間少し、佐中峠から39分で到着。デジカメ撮る時間が休憩時間。
わたしの半分程の時間で歩いている人の情報があるが、元気な人がいるものだ。展望はなく、
ただ1ケ所の木の間から三尾山が望める。折り返して先ほどの分岐点から夏栗山へ向かう。
夏栗山へ
分岐点から17分ほどで山頂到着。山頂と言っても山頂表示はなく、どこかの村のテレビ共聴アンテナと金属性の展望台がある。
ほんとにここが山頂か?と思いながら、来た道へもどるのも面白くない。この天気なのでと、地形図から道をセットし直して
佐中ダムへ管理道に向かう。すぐ下の菩薩さまに感謝して、途中ややこしい道もあるがダムのヘラブナ釣り管理事務所の
対面に降り立った。
愛車はおとなしく持ち主を待ってくれていた。まだ時間は12:20天気は良い、さぁどうする? 結局しばらく休憩の後また歩きだしました。
再度「佐中峠」へ
車はそのままにして小休憩の後佐中峠を目指す。昼食は三尾山山頂という事で・・・
佐中峠のお地蔵さまに、今日2回目の再会のご挨拶をして三尾山に向かう。わずか23分で山頂到着。
画像のバックには今から向かおうとする鋸山が見える。さらにその後ろには多紀アルプス。
三尾山はつい最近中山公民館から東峰、西峰、そしてこの本峰に登った事でもあり、東西はパスして鋸へ向かう。
このルートの目的はヒカゲツツジの状態。 鏡峠から鋸への道筋にいくつも現れるが、状況は蕾み固し。
途中の尾根歩きから、三尾山の東峰、先ほど登った夏栗山、黒頭が見え隠れする。アップダウンが足の疲れをUPさせる。
鋸山到着
山頂は狭いが展望は良い。少々疲れ気味のわが姿。
下山は折り返して鏡峠からダムサイトへ。途中少々道間違えたが管理事務所の予定の近辺に降り立った。
さすがにこの時間(16:30)は釣り客の姿は無し。150m程先のわが愛車にたどり着いた。
午前の部 ダムサイト9:45→佐中峠10:10→黒頭山頂10:49→夏栗山11:40→ダムサイト12:20
午後の部 ダムサイト12:30→佐中峠13:00→三尾山山頂13:23→鋸山山頂15:05→ダムサイト16:30
計7時間弱の私にとっては少しきつめの早春登山でした。それにしても気持のいい晴天でした。最後にヒカゲツツジの状態。
GPSではありません予定したイメージ図です。 長い投稿見ていただいて感謝!