愛知心臓病の会へようこそ

(一般社団法人)全国心臓病の子どもを守る会の愛知県支部のホームページです

令和5年度第1回愛知県循環器病対策推進協議会 傍聴の感想

2023-06-18 | 活動報告
令和5年度第1回愛知県循環器病対策推進協議会 傍聴の感想
令和5年6月18日 愛知心臓病の会 牛田正美

6月6日(火)に開催されたので傍聴に行ってきました。

委員数は19名、循環器病経験者としての患者の方も委員として参加されていました。
引き続き、先天性心疾患患者や小児科医師の委員は不在です。

国の循環器病対策推進基本計画案概要には
個別施策2「保健、医療及び福祉に係わるサービスの提供体制の充実」⑩項に
「小児期・若年期から配慮が必要な循環器病への対策
 ▶ 小児期から成人期にかけて必要な医療を切れ目なく行える体制を整備」
と明記されています。
県の協議会に提案された次期計画案には、その部分に
「急性期から慢性期までの切れ目ない支援体制」と記載されていました。
国の計画とは、意味合いが異なると思いました。

協議会会長である室原先生(名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学教授)から、移行期医療について、「従業者数が少なく、愛知県は遅れている、項目に入れてほしい」旨のご発言をいただきました。今後への期待を感じられる、ありがたいご発言でした。

他に印象に残った議論は「循環器病の予防啓発について、情報の得られる窓口は整備されていないのではないか。循環器病になっていない人に対する予防併発目標も数値化すべきではないか」というものでした。

以上

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。