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「身体障害認定基準等の取扱いに関する疑義について」の一部改正についての名古屋市回答

2024-01-14 | 活動報告
愛知県難病団体連合会が名古屋市に提出した令和5年度要望と回答です(抜粋)

要望15 難病関連の新しい制度などの周知・啓発を強めてください。
 「身体障害認定基準等の取扱いに関する疑義について」の一部改正
 先天性心疾患の成人後障害者手帳更新などに「18 歳未満用」の診断書が使用できるように
 なりました。
 厚労省「疑義解釈」令和4 年5 月25 日、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長
 通知
  「身体障害認定基準等の取扱いに関する疑義について」の一部改正
  【心機能障害】
  質疑
   1.先天性心疾患による心臓機能障害をもつ者が、満18 歳以降に新規で手帳申請した場
     合、診断書及び認定基準は、それぞれ「18 歳以上用」と18 歳未満用」のどちらを用
     いるのか。
  回答
   1.それぞれ「18 歳以上用」のものを使うことが原則であるが、成長の度合等により、
     「18 歳以上用」の診断書や認定基準を用いることが不適当な場合は、適宜「18 歳未
     満用」により判定することも可能である。
  質疑
   11.1において、新規で手帳申請した場合の取扱いについて示されているが、再認定の場
     合における診断書や認定基準も同様の取扱いとなるのか。
  回答 同様である。

 【名古屋市回答】 健康福祉局障害企画課
    本市では、従来より再認定においても、18 歳未満用の診断書の使用を認めており、
    この度の改正により本市における運用の変更はございません。
    今後も、適正な運用が行われるよう、適宜、各区・支所及び医療機関へ周知を行ってま
    いります。

2023年度第2回愛知県循環器病対策推進協議会の報告

2024-01-14 | 活動報告
2023年度第2回愛知県循環器病対策推進協議会の報告
10月17日(火)に開催されました。
第1回協議会(6月6日)に出された委員からの意見に対する県の考え方・対応が示され、次期計画素案が提案されました。
都合がつかず傍聴はできませんでしたが、12月15日に議事要約や資料が県HPにアップされました。
移行期医療・切れ目のない支援提供についての関連部分資料を整理しましたので、お届けします。
2月6日に第3回協議会が開催され、「最終案検討」が行われる予定です。
県の考え方・対応に「先天性心疾患患者に対する切れ目のない医療体制の整備については、関連する「愛知県小児慢性特定疾病児童等地域支援協議会」の取組状況等を踏まえながら検討していく。」とありますが、この課題は小児関連だけの課題ではなく、大人の循環器関連の方も含めた対応が求められている課題と思います。
成長過程を通じた切れ目ない支援を行うことができるよう、医療機関の連携状況や診療を担う専門医数等の移行医療の現状を把握するなど体制整備に向けた検討が「始める」から「進める」と修正されました。
厚労省告示にもある「移行期医療支援センター」設置及び「専任の移行期医療コーディネーター」配置の早期実現に向けて、引き続き御協力いただきますようお願いします。

令和6年1月8日  愛知県心臓病の会 牛田正美