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名古屋市「自立に向けて一緒に考えよう!講演会」のお知らせ

2022-11-23 | 活動報告
令和4年度第3回小児慢性特定疾病児童等自立支援事業講演会のお知らせ
参加費無料 オンライン開催

自立に向けて一緒に考えよう!
~相談できる人・場所はありますか?~


病気とつきあいながら自立して生活・仕事ができるだろうかなど、ひとりで悩んでいませんか。
小児慢性特定疾病をもつ方々の相談に対応されている講師のお話を聴いて、
将来について一緒に考えましょう!就職相談などにのってくれる場所もご紹介します。

日  時  令和4年12月17日(土) 14時00分~15時30分
開催方法  Zoomによるオンライン開催
        ※参加に必要なパスコードなどの詳細は受講通知メールの際にご連絡します
対  象  小児慢性特定疾病医療受給者(中学・高校生以上向け)および保護者、
      申請予定の方30組
        ※応募多数の場合は抽選となります。

講師プロフィール
  静岡県立こども病院医療ソーシャルワーカー/静岡県小児慢性特定疾病児童等自立支援員
  城戸貴史氏
  2006年~静岡県立こども病院医療ソーシャルワーカーとして勤務。
  静岡県小児慢性特定疾病児童等自立支援員、静岡県育児対策支援コーディネーター、
  日本小児総合医療施設協議会SW連絡会運営委員長を兼務している。
  社会福祉士等、複数の資格を持ち、子どもに関わる多領域の専門職が連携して支援できる
  体制づくりに尽力している。
  2016年には、小児専門病院としては全国で初めてハローワークとの業務提携を実現された。

申込方法
  名古屋市電子申請サービスよりお申し込みください。(チラシ参照ください)

申込締め切り 令和4年12月5日(月)

留意事項
  パソコン、スマートフォンなどの端末を各自ご用意ください。
  申し込み締め切り後、申請時ご記入いただいたメールアドレスにご案内をお送りします。
  通信費は参加者の負担となります。

問い合わせ
  名古屋市子ども青少年局子育て支援課
  電話 (052)972-2629


愛知心臓病の会障害年金学・交流会の報告

2022-11-18 | 活動報告
障害年金学習会の報告

11月3日(文化の日)に、ウインク愛知1209室で、障害年金学習会を対面で行いました。
 参加者は、22人(講師1人、愛知心臓病の会会員14人、他疾患患者3人、支援者4人)でした。
 講演内容は、「障害年金の制度についての簡潔な説明」から始まり、「発症から障害年金支給までの手続きの流れ」「病歴・就労状況等申立書についてのアドバイス-・チェック項目」と進み、「これまでに支給につなげた事例の『循環器疾患の障害用診断書』を参照しながらの事例紹介」と進みました。お話しの内容が具体的で分かり易かったです。
 その中で、「生活保護はセーフティネット・最後の砦であり、障害年金は権利です」と触れられました。
 「障害年金への備え」として、年金を具体的に考えていない時点でもできることとして、初診時と診断書作成時の医師が異なる場合、「受診状況等証明書」(初診日の証明)を「医師に作成していただく」ことがあげられました。
 診断書で要注意なのは、臨床所見・自覚症状、心機能分類(NYHA)、一般状態区分表、現症時の日常生活活動能力及び労働能力などと指摘されました。
 司会者から
「毎年更新時に打ち切られる不安がつのるが、医師とどのようにコミュニケーションとればよいのか」
「働いていても受給できるのですか」「自分で出来るとはどういうことなんでしょう」
「後日必要になるかもしれないので、病院でもらった書類はすべてファイルしておくべきですね」
「体調が悪いときの状況を判断の基準として説明するためには、体調が悪いときにも通院・検査しておいたほうが良いですね」
など再度の説明をお願いした後に、参加者からの質問へと続きました。
 参加者からは、会員参加者の6割をこえる8人から、「日頃、不安・疑問に思っていること」の具体的内容が質問・発言されました。
 対面限定開催であり、「ここだけの話」満載の「楽しい・具体的な勉強になる」学習会となりました。

 「医師へのお願い内容」「書類記入のポイントとサポート」など、障害年金支給へのハードルは大変に高いです。専門職への相談をお勧めします。
 なお、白石先生事務所へのお問合せは、HPの「お問い合せ」からお願いしますとのことです。
https://www.sharoshi-office.com/contact-us/