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これからも注目していきたい「愛知県循環器病対策推進計画」

2022-04-24 | 活動報告
これからも注目していきたい「愛知県循環器病対策推進計画」
(令和4年1月・愛知県HPより)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/junkanki-keikaku.html

② ライフステージに応じた循環器病対策の推進 (抜粋)
ア 小児期・若年期の循環器病対策
<現状・課題>
〇循環器病の中には、先天性心疾患や小児不整脈、小児脳卒中などの小児期・若年期から配慮が必要な疾患があります。
〇小児期等の循環器病患者の中には、日常生活及び社会生活を営むために、恒常的に医療的ケアが必要な児童もいます。
〇近年の治療法の開発や治療体制の整備等により、小児患者全体の死亡率は大きく減少した一方で、先天性心疾患等の原疾患の治療や合併症への対応を継続したまま成人期に移行する患者が増加していますが、対応可能な医療機関や医師の不足等の課題があるといわれており、小児から成人までの生涯を通じた切れ目ない医療が受けられるよう、総合的な医療体制の充実が求められています。
〇関連学会では、成人先天性心疾患分野の診療を担う専門医の育成が進められており、県内では専門医修練施設が5か所認定されています。
〇県や保健所設置市では、小児慢性特定疾病児など長期にわたり療育が必要な児及び家族等に対する相談支援や、療育支援を支える多職種の資質向上のための研修会を開催しています。
〇あいち小児保健医療総合センターでは、患者・家族会の情報や、小児に対する訪問看護やリハビリテーションの情報を Web サイトで発信しています。


【今後の方策】
〇日常的に人工呼吸器による呼吸管理等を要する医療的ケア児が、在宅においても安心して療養できるよう、小児在宅医療に対応できる医師の養成や小児在宅医療関連従事者間での連携構築を目的とした研修を実施します。
〇成長過程を通じた切れ目ない支援を行うことができるよう、医療機関の連携状況や診療を担う専門医数等の移行医療の現状を把握するなど体制整備に向けた検討を始めるとともに、小児患者とその家族が、安心して暮らすことができるよう医療、保健、福祉、教育機関等の関係機関の連携による相談支援及び疾病にかかっている児童の自立支援を引き続き推進します


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