あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

最近作ってる物

2015-01-21 15:53:37 | ナイフメイキング

さて、ピザカッターが出来たり、インテグラルのユーティリティ・ホーンが出来たネタを紹介してましたが

その他いっぱいあった作り掛けはどうしてるのか?

そんな疑問の声はまったく届いていませんが、その作り掛けを含めた最近の作業を勝手に報告です

 

奥利根の遊びでいろいろお世話になってるモリさんのところにへ、去年の12月に行ってきました

その時に『あひるちゃんよ~ このブレードに柄を着けてナイフにしてくれよ』みたいな事言われ

ブレード部分と鹿ツノ丸ごと1本を渡されたです

どうやら獲物の皮を剥ぐ作業に使う刃物らしい

写真はすでに角を切ってしまった後ですが、まあこんな感じの物を預かってきた↑

モリさんからは『飾って眺めるわけじゃないから、きれいに作らなくて良いし、柄が着けば良いんだよ』

と言われましたが、さすがにそれじゃあんまりだし『これ、あひるちゃんに作ってもらったんだよ』とか言って

誰かに微妙な物を見られるのは嫌なので、まあそれなりにちゃんと作りました

そうは言っても、ワタシの思い付き即興デザインで、けっこうザックリした感じの作りだけどね・・・

 

クラウン(ツノの根元部分)をハンドルにして、浅めのフィンガーグルーブを着けてみた

ヒルトがないとツノの髄が出ちゃうし、ブレードの取り付け強度的にも大問題なので、黒のベークライトを入れてそれらしい感じにした

現在はすでにナイフ本体は完成して、ウエットフォームしたシースの乾燥待ち

すでにあるブレードを渡されて作るのは、意外と難しいですな~

しかもブレードは今まで使ってた物なので、当然刃が着いてて製作中は怪我しないようにけっこう気を使うわけですよ

シースが乾いて、完成したら改めて紹介します

 

次のネタはこれ↓

頼まれ物なのですが、依頼主さんの書いたデザインで作ってます

このデザインはワタシが以前に作ったチビナイフを元に描かれたそうなんですが、

ま~ けっこう良い感じにまとまってまして、ちょっとした調整程度でそのままパターンにして作り始めました

完成はまだ少し先になると思いますが、けっこう良い感じになりそうなナイフですな~

 

これは去年、作り途中で紹介したインテグラルの内の2本

熱処理から戻った物を正月休み中に磨き、腐食液に漬けてシマシマ模様を浮き出させてます

っで、ブレードが出来たらハンドル取り付けですが、まずはハンドル材の下ごしらえから

 

↓こっちのハンドルはシープホーン

まあ、羊のツノですな

シープホーンは今まで使った事のない素材で、同じツノ系でも削った感触は鹿とぜんぜん違いますね~

これも頼まれ物なので、キッチリきれいに仕上げたいですな

 

っで、もう1本のインテグラルはこんな感じ↓

これも頼まれ物なのですが依頼主さんは何と、いつもお世話になってる鈴木寛さんなのだ!!

う~む、ナイフ製作について普段いろいろと教えてもらってる人から、ナイフ頼まれるなんて嬉しい話ですな~

しかし同時に大変なプレッシャーもあるね・・・

このナイフに着けるハンドルはアイボリーバークと言って、象牙の外側の部分らしい

鈴木さんからの支給材なのですが、使うのはもちろん見るのも初めてという素材!!

表面にいっぱいヒビ割れ模様があって、普通の象牙とはだいぶ雰囲気が違いますな~

初めて使う2つのハンドル材は現在、厚さ調整しながら接着取り付け中~

まあ、近頃はそんな感じで作業進めてますよ

 

コメント (14)
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