あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

焼き上がり

2012-09-05 14:08:56 | ナイフメイキング

さ~て、9月になってもまだ暑いですな~

さらにこの夏は雨が少なかったので、東日本各地では水不足のようで・・・

いつも行っている奥利根の矢木沢ダムも貯水率5パーセント!!

まあほとんどカラっぽという事ですな・・・

 

っで、ナイフ製作作業ですが

前回は熱処理に出す前段階での研磨が終わって、ナイフ達は熱処理へと旅立って行きました

そして待つこと数日

↑こんな具合に焼き上がり

曲りや割れなどもなく無事に戻ってまいりました

この熱処理以前はまだ軟らかく、ヤスリや金ノコ、普通のドリルなどで容易に加工できますが

熱処理された鋼材はスッカリ硬くなってるので、砥石とか超硬素材の刃物等でないと加工できません

っで、戻ってきたナイフ達は酸化被膜が着いて写真のように色が変わってます

まずはこの被膜を耐水ペーパーを使いゴシゴシと磨き取ります(簡単に取れます)

熱処理前に耐水ペーパーの#800までかけてあったので、とりあえず同じ#800からスタート

その後は#1000→#1500→#2000と番手を上げながら磨いていきます

ここまでは3本ともすべて同じ作業ですが、

ここからは最終的にヘアラインかミラーか、仕上げによって作業が変わります

 

まずはミラー仕上げ

耐水ペーパー#2000の後、ダイヤモンドペーストと小さなフェルトバフを使って磨きます

ワタシの場合はモノタロウ製ダイヤモンドペースト#3000→#8000→#14000→#60000の順に磨いて完成

↑こんな具合に写真撮ってる携帯がスッカリ映りこむぐらいピカピカになります

上手に磨けると透明感があって、まさに鏡みたいに仕上がってきれいですな~

 

もう1つはヘアライン仕上げ

きれいに磨いた研磨面にちょっと粗いペーパーを使い、真っ直ぐなラインを付けます

今までは耐水ペーパー#2000の後に#1000~#800ぐらいでラインを引いてましたが

今回は#2000のペーパーの後にダイヤモンドペーストの#3000で磨き、ややミラーっぽい感じにしてから

#1500のペーパーでラインを引いてみました

↑こんな感じでうっすらラインが引かれてます

見る角度でラインが見えたり、ミラーっぽく見えたりで、ワタシとしてはなかなか好みな感じですな~

 

そんな具合で熱処理後の研磨も終えまして、既に作ってあったヒルトと合体

これと言った問題も無いみたいなんで、今晩にでも接着&ピンのカシメやろうと思います

さ~ ここからはドンドン見ためが変化していくので楽しいな~♪

 

コメント (9)
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