言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

予言と社会不安

2009年04月27日 18時57分09秒 | 反占
 占い師や予言者たちは、自分の売名行為のために、人々を怖がらせ不安に陥れる。
 しかし世界では日本のように甘くはなく、そんな嘘を大いにとがめるのだ。

ブルガリア検察、大地震「予言」できなかった占い師を捜査 | 世界のこぼれ話 | Reuters 2009年 04月 22日 17:21
 [ソフィア 21日 ロイター] ブルガリアの検察当局は21日、著名な占星術師が予言した地震が実際には起こらず、間違った情報を広めたことが罪に当たるかどうかの捜査を開始した。
 同国南部のハスコボ市では18日夜、占星術師Emil Leshtanski氏が最大マグニチュード(M)7.0の地震が起きると予言したため、 多くの人々がテントや車の中で一夜を過ごした。
 今回、予言された地震が起きなかったことで、人々のパニックは怒りに変わり、市民の一部には、苦痛を与えられたとしてLeshtanski氏を裁判で訴えるとの動きも出ている。


ブルガリア、占星術師の地震予言でパニック - 国際ニュース : nikkansports.com  [2009年4月22日11時50分]
 男性は今月中旬、人口約10万人のハスコボ市で19日早朝に大地震が発生し、死者が出ると予言。6日にはイタリア中部で300人近い死者を出す地震が発生しており、市民らは保険代理店に駆け込んだり、屋外のテントや車の中で眠れない夜を過ごしたが、結局何も起こらなかった。男性はその後、市民に謝罪した。


 市民に謝罪したとしても許されることではないということがロイターのニュース記事を読めば分かる。

 ジュセリーノ予言は過去の事件や事故、災害などの不幸とその死者を自分の売名に利用したものだ。これも非人道的と、とがめられるべきものである。

ジュセリーノ予言のネタばらし - 言語分析未来予測 2008年09月10日 06時37分35秒
9.11犠牲者数、2973人。
米バージニア工科大銃乱射事件犠牲者数、32人。
中越沖地震死者、15人。
2004年スマトラ島沖大地震死者数、15万人以上。
2005年スマトラ島沖大地震死者数、86人。
チェルノブイリ事故死者数、4000人。
地下鉄サリン事件死者数、12人。
阪神・淡路大震災死者数、6433人。
合計、16万3551人以上。

 ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏のこの6年での名声とは、このような世界中の16万3551人以上という不幸が必要であったという現実を見るに付け、とてもまともには聞いてられないものである。


 そしてテレビ番組で疫病や災害を、まるでこの日本を呪っているように言い続ける。

ジュセリーノ予言2 - 言語分析未来予測 2008年10月11日 10時34分52秒
 2009年夏、日本でコレラが異常発生。2011年までに5000人の死者を出す。
 2008年5月、東京から200キロの場所で、マグニチュード7.2の地震が起きる。
 2008年8月6日、東京でマグニチュード6.5の直下型地震が起きる。
 2008年8月8日、東京多摩東部地震、マグニチュード4.5。
 2008年夏、日本でデング熱流行。


 テレビ東京の番組では、「多くの予言の半数近くは、何らかの形で現実となっている」と主張している。
 「多くの予言の半数近く」とは、「半数は外れている」ことを自ら認めながらも、他は「何らかの形」に変化し、元の形ではない、ということが現実だ、と言っているのだ。
 つまり、外れた言い訳を繰り返すたびに、元の予言は、いつも別の文章に変化してしまっているのである。これがジュセリーノ予言の全てなのである。
 しかし「外れているからいい」という訳ではない。
 自分の売名のため、テレビに出演するためには、どうしても5000人以上の日本人に死んでもらいたいようだ。

 これらの社会不安の責任者として、ブルガリアのハスコボ市民の怒りと同様に、我々は、ジュセリーノ予言者を刑事告訴すべきなのではないか。

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