言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

どうして平気を装うのか?

2009年01月24日 07時12分11秒 | 政治
「私はぶれてない」こだわる麻生首相(朝日新聞) - goo ニュース
 麻生首相が「ぶれない」ことにこだわっている。定額給付金などをめぐる発言の迷走が内閣支持率急落の一因と見て、途中で発言を変えても「ぶれた」と認めない。


 どうして麻生首相は、こうなのか? は簡単に説明が付く。
 何もやせ我慢ではない。

 彼は総裁選では自民党のホームページでこのように書いている。
2008年、自民党総裁選、麻生太郎氏 言語分析未来予測/ウェブリブログ<< 作成日時 : 2008/09/13 06:33 >>
 『「不安」の反対語は「安心」ではありません。「希望」です。不安の深まる今は、むしろ好機です』


 彼にとっては有権者の判断こそ「希望」なのであり、記者たちには「不安」を見せないのが、独特のスタイルだ。リーダーとは、そのようなものだ、と思っている。
 しかしこれは間違いである。
 正解としては、 「不安」の反対語は、「平気」である。平気でいられるのは、自信による裏付けがなければならない。だが麻生首相にはその自信には疑問符が付く。言葉の認識が間違っている者に、どれほどの確かさがあるというのか?

 麻生首相のこのような反応は、「平気」を装っているだけなのだ。
 もっとも本人の思いでは、不安を感じれば感じるほど、選挙の希望が脹らむのだろう。

 『首相が「ぶれ」批判を気にしていることがわかるこんな場面もあった。17日の自民党都道府県連幹事長会議』のニュース記事からも伺える。
 このことからも、不安を感じるときは、選挙への希望で補っている、ということがよく分かる。
 平気な素振り、に映る彼の反応そのものがこちらの分析通りの人間的反応なのである。

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1 コメント

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いつも深い読みに引きつけられます (拾歩)
2009-01-25 01:43:47
中央大学教授殺人事件に興味あります。機会があれば是非分析お願いします。
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