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はなん下からさき生まれた。

日常の出来事から、旅行や趣味まで色々と。

『明日の記憶』を見てきました

2006-05-17 22:51:57 | 今日の戯れ言
雅行  「俺が、俺じゃなくなっても平気か?」
枝実子「…平気じゃないよ。私だって怖い。」
     (中略)
     「私がいます。私がずっとそばにいます。」

この台詞、CMでもよく流れていますね。
佐伯雅行(渡辺謙)が、若年性アルツハイマー病の告知を受けて直ぐのやり取りです。
妻の枝実子(樋口可南子)はこの言葉の通り、変わりゆく彼を受け入れていきます。

僕は最近、介護の職に就きました。
その分、この作品には考えさせられるものがあります。
経験が浅いからでしょうが、僕は今のところ、「結果」としての症状しか見ていません。
この作品の中では、雅行が少しずつ自分の変調に気付き、医者から告知され、悩むところが描かれます。

たまらないでしょうね。

もちろん本人だけでなく、枝実子をはじめとする周囲の者すべてが、です。
「受容」という言葉がありますが、そんな一言で片付けられるものではないのでしょうね。
不安、怒り、焦り、悲しみ。
そんな数多くの感情が、この作品の中でも描かれます。
渡辺謙が社会的弱者を演じるのを見たのは初めてでしたが、とても心に沁みました。

雅行「枝実子さんか…いい名前だな。」

ラストシーンで、これを聞いた枝実子が涙を流します。
彼女は前にも一度、この言葉を聞いているのです。
それは昔、雅行と枝実子の出会いの時。
枝実子のことまで忘れてしまった雅行ですが、その時と全く同じ言葉を口にするのです。
雅行の最初の問いに対して、枝実子は本当の答えを見つけたのではないでしょうか。

あなたはあなたです、と。

芸人根性

2006-05-03 23:22:25 | 今日の戯れ言
僕は、お笑いが好きです。
まあ、人並みです。
人並みですが、芸人の根性だとかテクニックだとかいったものに、より惹かれるようです。

『アメトーク』という番組があります。
テレビ朝日で深夜にやっている、雨上がり決死隊のトーク番組です。

1年半くらい前、ダチョウ倶楽部がゲストの放映。
彼らは、リアクション芸やお約束の塊です。
熱いおでんを顔に付けられたり、熱湯風呂やプールに沈められたり。
大抵は上島竜兵がやられ役ですが、放映でも一通りやってくれました。
さらに面白いことに、それをスローでも流して、肥後克広や寺門ジモンが解説を加えていたのです。

おでんを顔に当てやすいように、竜ちゃんが帽子のつばを後ろにやるところ。
水に落とす時のアイコンタクト。
それから竜ちゃんは、水に入れられると必ず水を噴きますよね。
そのために、わざわざ溺れたフリをして水を口に含む瞬間。

彼らはプロですね。
真面目に感心してしまいました。

それから今日、『クイズヘキサゴン』でも面白いところが見れました。

あるゲームで、カンニングの竹山がプールに落ちるのですが、彼も頑張っていますね。
水から顔を出す時に、しっかりと(?)メガネがズレていたのです。
ところがこれを、品川庄司の品川に「自分でずらした」と見破られてしまいました。
水面に顔が半分ほど出ている状態でやってしまったのが、まずかったようです。
これまた、スロー再生で流されていました。
竹山としては失敗でしょうが、だからこそのクローズアップで、結果としてはおいしかったようです。

どのような仕事であっても、自分の役割を理解している者が勝つのでしょう。
見習いたいものです。
とりあえず、僕は「のりつっこみ」から…。

外人ってすごい

2006-04-15 20:03:16 | 今日の戯れ言
「秘伝書」が見つかったそうですね。

先日、シンガポールの青年とその一行とやらが、青森県の白神山地で遭難するという騒ぎがありました。
拳法の「秘伝書」を探して来いという、父親の遺言を果たすためだったそうです。
それも、「北海道ではない北の果て」とか、あやふやなキーワードだけが頼り。
白神山地へ入ったのも、「強そうな名前だったから」だとか。

なんとまあ、時代錯誤というか、マンガのような話だと思っていたのです。
けれども、その「秘伝書」が実在していたようですね。
僕はそのニュースを見たのは一昨日のこと。
いやあ、驚きました。

その「秘伝書」をお持ちなのは、同県在住の福田さん。
譲ることはできないが、その青年の父親のために、その流派の認定書を出してあげるそうです。
その流派も、中国4,000年の歴史を持つとか。
これまたマンガっぽいですね。
民明書房が絡んでいないことを、切に祈ります。

まあ、それはさておき。
外人の行動力って、ホントすごいですよね。
海外へ行っても何とかなると思っているのでしょうし、実際、何とかしてしまいますからね。
物怖じするということがないのでしょう。
その点、日本人はダメです。
海外へ行く以前に、日本国内で外人に話しかけられてもビビリますからね。
そういう意味では、僕も典型的な日本人です。

先日、島根へ旅行に出たのですが、その前に1日だけ、大阪に立ち寄りました。
そこで、東南アジア系と思しき2人連れの女性に話しかけられたのです。
正確には、言葉は交わしていません。
「大丸」とだけ書かれたメモを見せられたのです。
大丸百貨店に行きたい、ということだったのでしょう。
しかし、僕だってよそ者です。
分かるはずもありません。
そう伝えたいのですが、相手が英語圏の人かどうかも分からない。
僕はその時点で、もう頭が真っ白です。

ひたすら首を横に振り、ひたすら手を振り…。

バカ丸出しです。
今になって考えてみると、相手が誰であろうと「I don't know」くらいは通じたんでしょうね。
この僕が知っているくらいなのですから。
相手も、諦めて去っていきました。
その背中を見つつ、僕はこう毒づきました

「大丸なんて普通のもん探すんじゃねえよ。」

…すいません、全部僕が悪いんです。

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「民明書房」という言葉が分からなかった方のために。

昔、『魁!!男塾』というマンガがありました(今も続編があります)。
大雑把に言えば格闘モノなんですが、そこで色々な流派やら技やらが登場します。
それらの説明のために、この「民明書房」という出版社から出ている本の引用があるのです。
はじめのうちはマトモな内容が多かったのですが、そのうち段々と怪しく…。
今となっては、この出版社の実在を信じる者は皆無でしょう。
まあ、『魁!!男塾』の名物みたいなものです。
このことを特集しているサイトがありましたので、URLを書いておきます。
今でもけっこう笑えますよ。

http://yokohama.cool.ne.jp/nikutaijin/minmei.html

瑪瑙(めのう)

2006-04-10 20:22:28 | 今日の戯れ言
誕生石というものがあります。

よく知られているのは、月毎に定められたものでしょう。
例えば4月はダイヤモンド。
4月生まれの彼女を持った男性には、いい迷惑でしょうね。

この誕生石、もっと細かく365日全てについても定められています。
誰が決めたかのか、どういう根拠があるのか、僕は知りません。
とにかくも、たいていは1日に対して複数の石があてがわれているようです。

僕はこれまで、自分の誕生石がアクロアイトという石だと思っていました。
トルマリンの一種で、無色透明なものです。
見た目から、偽ダイヤモンドと呼ばれることもあるとか。
石言葉は「透明」…そのまんまです。
これはこれで良かったのですが、つい最近、もう1つの誕生石があることを知りました。

それがこれ、瑪瑙です。

縞模様が付いているものも有名ですが、それが馬の脳に見えることから、こういう名前になったとか。
洋名はagate(アゲート)、石言葉は「夢の実現」です。

この石は、わが国でも各地(主に日本海側)で採れますが、僕は一番に島根の玉造を連想します。
宍道湖の南側、玉造の地。
ここは古来からの産地で、その起源は神話にまで遡ります。
瑪瑙=玉造=勾玉(まがたま)のイメージです。

実はこの地域、僕は日本で一番好きなところなのです。
正確には、松江と出雲の辺り(宍道湖のそれぞれ東と西)。
もちろん、玉造にも行ったことがあります。

何というか、シビレましたね。
大袈裟かも知れませんが、何やら運命じみたものを感じたのです。

知らず知らずのうちに、自分に関わるものが一致していたわけですからね。
こう思うと、もうじっとはしていられません。
このブログのIDも「achroite(アクロアイト)」から「agate」に変えました。
2週間ほど前に記事の引越しをしたのも、これが理由です。

また、昨日まで松江・出雲に旅行へ出ていましたが、そこでアクセサリーも仕入れてきました。

ストラップとネックレス、それからタイピンです。
それほど高いものではありません。
3点で5,000円ちょい。
このうちタイピンが3,000円しましたが、これはベースが銀製品であるためです。
また、ストラップとネックレスは、正確には「~のようなもの」で、それそのものではありません。
ストラップのほうは、それでも強引に携帯に取り付けました。
残るはネックレスですが、そもそも僕には、そんなものを身に着ける趣味がありません。
まあ、カバンか何かにくくり付けることになるでしょう。

これだけあれば、「夢の実現」もそう遠いことではありません。
…と書いておいて、特に夢がないことに気付きました。
やはり「透明」のほうがお似合いかも。

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365日の誕生石を調べることができるサイトのURLを書いておきます。
http://nannohidonnahi.sakura.ne.jp/tanjyoubi/03/0307.htm
ここでは、誕生花や同じ日に生まれた有名人も分かります。
ちなみに僕は、3月7日生まれ。
同じ誕生日の人は羽田恵理香、馬渕英里何に山川恵里佳。
…エリカさんだらけなのは何故でしょう?

ただいま引越し中

2006-03-25 23:31:11 | 今日の戯れ言
今、ブログの引越しをしています。
同じgooの中での引越しです。

旧URL(1週間ほどしたら削除します)
http://blog.goo.ne.jp/achroite_1973/
  ↓
新URL(ここです)
http://blog.goo.ne.jp/agate_1973/

何をしたいのかというと、ユーザーIDを変えたかっただけなのです。
URLもそれに合わせて「achroite_1973」から「agate_1973」へと変わっています。
これ、どちらも石の名前なのです。

achroite(アクロアイト):トルマリンの一種
agate(アゲート)    :瑪瑙(めのう)

まあ、この話は別の機会に譲るとして…。

いやあ、引越しも大変なものですね。
ユーザーIDなんて簡単に変えられるものだと思っていたのですが、これが大きな間違いでした。
現実には、「ユーザーIDの変更は不可能」とのこと。
考えてみればそうですよね。
ユーザーIDのもとに、全ての情報が管理されているのですから。
頭だけさっと変えるわけにはいかないようです。

というわけで、新たにユーザーIDを作成して、イチから作り直しとなりました。
他のブログサービスは知りませんが、gooでは複数のIDとブログを持つことが可能です。
これを利用して、ブログの記事を移しているのです。
作業自体は、単にコピー&ペーストを繰り返しているだけ。
けれども、量が多いとそれなりに大変なものです。

せっかく書いた記事です。
捨てるには忍びないですからね。
これらをコピペしつつ、文章の体裁を直したりしています。

まあ、多いといっても、たかだか60件の記事です。
明日には終わっていることでしょう。

『男たちの大和』を見てきました

2006-03-17 23:40:53 | 今日の戯れ言
『男たちの大和』です。
公開から3ヶ月も経っていますが、本日ようやく見てきました。

ものすごく重い話です。
約150分と長めの作品なのですが、僕は片時も目が離せませんでした。
全編にわたって、気を抜く間がないのです。
物語の中盤、乗組員たちがそれぞれ最後の別れをするあたりから、僕は泣きっ放しでした。
恥かしいことですが、大泣きです。
席が空いていて、隣に誰もいなかったのが救いでした。 ←すぐに見に行かなかった理由はコレ。

家族への愛。
恋人への愛。
友人への愛。
国への愛。

こういったことを真剣に考えさせられる状況が、つい数10年前にあったんですね。
もちろん今だって、考えている人はいくらでもいると思います。
けれども、戦争の真っ只中で、誰もが死ぬかも知れない状況など想像もできません。

自分以外の何かのために死ぬ覚悟を決める。
生き残ったことを悔いる。

どんな思いなんでしょうね。
それがこの日本で、つい数10年前にあったわけです。
日本史の授業では、僕はそのカケラも感じていなかったと思います。
けれどもこの映画には、それを感じさせる力がありました。

映像も見事なものです。
僕は尾道でセットも見ているので、実写とCGの区別も付きます。
ただ、この作品においてのCGやら特殊効果は、作品を派手にするためには使われません。
全てはリアルさを出すためのものです。
個人的には、壁面の血しぶきが印象的でした。
正確には、血しぶきそのものではなく、人が簡単に死んでいく描写が印象的でした。
そこには、銃弾をかいくぐるヒーローなど存在しません。
さすがに主役格は別ですが、誰もがあっさりと死んでいきます。
彼らの想いが長い時間を割いて描かれている分、それがとても儚く見えるのです。

それから、時折カットインされる資料映像も良かったと思います。
下手な作り物より、よっぽどリアリティがありますからね。

次の日本アカデミー賞は、間違いなくコレでしょう。
今年に入ってまだ2ヵ月半。
他にどんな作品が控えているか知りませんが、まあ、ぶっちぎりでしょう。

『Zガンダム』を見てきました②

2006-03-07 08:30:31 | 今日の戯れ言
『Zガンダム』を見てきました。
最後となる第3部で、副題は『星の鼓動は愛』です。

うーん。

上手くまとまっていたとは思います。
あくまでも、元を知っている人にとっては、という前提付きですけどね。
権謀術数の部分が、初めての人には辛かったのではないでしょうか。

エゥーゴ vs ティターンズ vs アクシズ

物語は、この三すくみで進みます。
このうち、ティターンズのシロッコが勝手に動くようになるので、実質的には四すくみです。
これらがしょっちゅう、交渉やら密約やらをするのです。
手を組んでみたり、裏切ってみたり、色々です。
けれども、あまりにそれが多いために、見ているほうの頭が追いつかないのです。
1時間45分の作品の中では、明らかに消化不足に見えました。

「あいつらとは相容れないから戦う。」

それだけでいいじゃん、とか思ってしまいました。
元々はイデオロギーの衝突なのですから、それだけを強調しても良かったかな、と。
どのみち、ストーリーをある程度いじっているんですからね。

いじっていると言えば、今作には「誰も知らないラスト」というキャッチコピーがありました。
でもこれ、バレバレでしたね。
カミーユが□○※△です。
元のバッドエンドをハッピーエンドに変えたいと思ったら、これしかないですからね。

まあ、これはこれで良かったと思っています。
つい最近、前作にあたる第2部のDVDを買ったのですが、けっこう普通に見れたのです。
これについても、僕は当時の記事で「はしょりすぎ」とか書いていたのですけどね。
でも、繰り返し見たり、富野監督のインタビューを見ているうちに、感想も変わってくるのです。
そもそもがTV版なのですから、映画の尺に収めるには相当のムリがあります。
製作側の試行錯誤の成果として、「こういうものだ」と受け入れられるものなのかも知れません。

トリノ五輪③

2006-02-24 18:46:18 | 今日の戯れ言
また徹夜をしてしまいましたが、その甲斐はあったようです。

やりましたねえ、荒川静香。
今回のオリンピックで、おそらく唯一のメダルとなるのでしょう。

ただ、スルツカヤもコーエンもコケてしまったのが残念です。
荒川静香の金メダルが不満なのではありません。
もちろん、素晴らしい演技だったと思っています。

点を取るための、ジャンプなどの技。
観客に魅せる、イナバウアーなどの芸術性。

これらが、とても高いレベルで融合しているように見えました。
でも、イナバウアーは点数にならないそうですね。
それでも必ずプログラムに入れる、荒川静香のこだわりは大したものです。
また、芸術性といえば、僕は村主章枝のスピンも大好きなのです。
最後に必ず入れる、ウォーズマンもビックリのあの高速スピンです。
僕としては、あれだけでメダルをあげたいくらいです。
けれども彼女の場合は、ジャンプで点数を稼げていないそうです。

点数を稼ぐのもジャンプ。
コケて点数を落とすのもジャンプ。

うーん、なんだかなあ。
結局、ジャンプの出来次第で全てが決まってしまうようで、ちょっと嫌なのです。
せっかく女性がやっているのですから、もっと芸術性に重点を置いても良いように思うのです。
ジャンプなどは男性陣にやらせておけば、そのうち5回転とか出来る奴も登場することでしょう。
ペアのほうも面白いかも知れません。

"スローイングトリプルアクセル"

これ、すごい単語ですよね。
「3回転投げ」ですよ。
こちらの世界にも期待です。
そのうち、ジャイアントスイングとかハリケーンミキサーとか出来るペアも…いや、ないか。

注)ウォーズマンとかハリケーンミキサーといった単語が分からない方は、こちらへどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/agate_1973/e/b400b66578e5ab604bfff00d268752d3

トリノ五輪②

2006-02-22 22:05:22 | 今日の戯れ言
昨晩というか今朝というか、女子フィギュアをやっていましたね。
僕も見ましたが、いやあ、長かった。
NHKでAM3:00~7:30です。

それでも、根性で見ていて良かったと思いました。
最後、29番手のコーエンがホントに素晴らしい演技だったのです。

1位 サラシャ・コーエン(アメリカ)
2位 イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
3位 荒川静香(日本)
4位 村主章枝(日本)

ちょっと飛ばして、
8位 安藤美姫(日本)

日本勢も、見事なものですよね。
もちろん、最終の結果は明後日のフリー次第です。
けれども、コーエンもスルツカヤも強いですからねえ。

コーエンのアグレッシブな演技。

スルツカヤの安定性。 ←僕は、この人がコケるのを見たことがありません。

それも2人とも、ものすごいレベルの上でのことです。
メダルの枠が既に2つ決まってしまっているような、そんな錯覚さえ覚えます。

まあ、とにかく日本の3人には頑張って頂きましょう。
特に安藤美姫。
ちょっとメダルからは遠ざかってしまいましたが、その分、好きにやってもらえればと思います。

そういえば、今日の彼女の衣装、良かったですよね。
個人的には、29人の中で1番キレイに見えました。
これです。

フィギュアの衣装って、露出が多いように見えますよね。
騙された男性は多いかと思います。
もちろん僕もです。
けれどもアレは、肌色のタイツだかストッキングですからね。
どうせそうなら、安藤美姫のような衣装もアリだと思うのです。
それに、今日の曲にも演技にも合っていたように見えました。
しかもこれ、ワダエミという有名なデザイナーの作品だとか。
僕はこのことを後で知ったのですが、「僕も見る目があるなあ」とちょっと嬉しくなりました。

ただ、それにも関わらずです。
NHKで実況をしていたアナウンサーと解説者が、

「映えない。」
「体のラインが見えない。」

とか、とんでもないことを口走っていたのです。
彼らの美的センスが、ちょっと心配です。

トリノ五輪①

2006-02-12 22:08:17 | 今日の戯れ言
始まりましたねえ、トリノ。

開会式を見る時、僕は必ず、日本選手団の服装をチェックしています。
今回は上下とも白のウインターウェアでしたね。
フードの内側だけ赤くなっていて、それで日の丸を表していたのかも知れません。
まあ、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。

何故こんなことを気にしているかというと、話はずっと前にさかのぼります。
ロス五輪だったと思います。
その時の服装は、赤いジャケットに白いパンツ。
白い帽子もかぶっていたように思います。

…最低でした。
敢えて表現するなら、運動会の運営委員みたいな格好、でしょうか。
「もう少し考えなさいな」と思ったものです。

まあ、これは夏季オリンピックでのことです。
冬季にはウインターウェアという強い味方がありますので、そんなヒドイことにはならないようですね。

さて、競技のほうですが、とりあえず初日は振るわなかったようですね。
詳しくは知りませんが、モーグルなどもルール変更やらが大変だったようです。
前評判通り、という訳にはいかないのかも知れません。
上村愛子だって、まだまだ若いのです。
次回に期待しましょう。

それに引き換え、ジャンプの原田雅彦は流石です。
メダルでも予選落ちでもなく、「失格」です。
たった200gの体重の問題だそうです。
シビアな世界なんですねえ。
本人は凹んでいることでしょうが、当たり外れの大きさこそが原田の魅力です。
こちらもめげずに続けて頂きたいものです。