しま美の 日々是感謝 日記

日々のくらしの出来事の中で何か一つ「良かった」を見つけます。時々「驚いた」「不思議だ」があるかも 京都市在住😸🐱🙀

地元のお上りさん、土産屋の罠にはまる

2022-12-03 | 旅行
京都の観光名所の一つ
大原に行ったのは
半月前の11月中旬ですが、
記録として、また日記として
記しておきます。

大原は私の家からはわりと近いのですが
行けば他府県からのお客さんと同じです
三千院と寂光院に行った話は前回いたしました
しかしその寺院の周辺の風情も独特
土産物屋さんの情熱が凄かった。

1.三千院への道
大原三千院には京都バスで「大原」で下車
車で行くと付近に有料駐車場もある
参道案内板に従っていくと、いきなり急な坂道が見えるが
それはちょっとだけで
のどかな田園風景とともに、古い家屋をリノベーションした
今風なショップや飲食店が現われる



そこから自然豊かな川沿いになだらかな坂を上がっていく。


その道沿いには、良くあることだが、土産物屋が立ち並ぶ。
大原名産品の店ばかりなので、坂も苦にならずなかなか楽しい。


道ばたの大原女も楽しい。

家の脇のお花もしっとりして大原らしい。
 (ツワブキ)
 (小菊)

しかし、行きがけに土産を買うような愚か者ではない。
食指そそられながらも三千院門前へ。

門前にも土産物屋が建ち並んでいる。
土産物屋の前は見事な紅葉で、ああ、ここが写真スポットか~
皆、ちょうどよい階段のところで紅葉を背景に記念撮影している。
と言うわけで、
われわれ(私と夫)はここは撮影せず。
これは土産屋さんの屋根の上の情景。

と、こちらの土産屋さんが大変情熱的で
通る人に紙のクーポン券を配っている。
「安くしてますよ~」
よく「あるある」の ”八つ橋” もあったが
基本は漆器屋さんのようで、いい感じのお椀やお盆がセール中。
夫は前から朱塗りのスプーンを探していた。
そこには100円ショップにはない、ちゃんとした塗りのスプーンがいろいろあったので、つい見てしまった。

紙のクーポン券ももらったし、

これはスープカップだそうで、
このような和の器に取っ手がついているのは面白い、
私もだんだん運動神経の衰えなのか、汁の入ったお椀って、手が滑りそうなときがあるけど、これは持ちやすくないですか?


電子レンジは使えないと思いますが
色つやがホント、じんわりとイイですね。
一点一点全部模様の出方が違っていて、それを見ながら選ぶのも楽しかったです。


2.三千院内の茶屋
これは本当に罠だ~
と思ったのですが、
三千院の庭はとても広くて、ちょっとした植物園くらい。
ずーっと歩いていると、ちょっと冷えてきた、
と思った矢先にいい所に休憩所。

「お茶、無料」
とある。
我々はマイ水筒にお茶を持っているので、そこに座らせてもらうだけで良かったのだが、
入り口付近で
「お茶どうぞ~」
と元気いっぱいに勧める売り子さんが…
大原名産の紫蘇が入った昆布茶を一杯試飲、
ご祈祷済の金粉入り。
何種類かのお茶があったけど
またしても夫がこの茶を気に入る。
~紫蘇の香りしてたもんねー
まあ、正月用かなー
ちょっと値が張る気がするけどナ~

「お茶無料」とは
エライ罠だ。
興味のある方、機会があればどうぞ。

3.三千院ー寂光院間の小径
寂光院へは三千院から徒歩で30分ほど、
のどかな田園風景と古民家の間の小径を
また、なだらかな登り坂を行きます。

そんなに苦にはなりません。

けど、ここは一般の車や、もちろん観光バスが通る所ではなく、
ちょっと秘境地を歩いている気分になります。
バスツアーなどで来た人はここは通らないかも。

ああ、いいな~と思いながら歩いていると
また、大原女が登場。


ここもれっきとした寂光院への順路のようだ。


民家の生け垣に花も咲いている

調べると、センニンソウのようだ。
柿の木もいい感じなので撮らせてもらう。

猫がニャーニャー、この子も客引きか?

こちらを見ながら遠巻きにないている

しばらく行くと、一つの民家の玄関先に
手作りのしおりが並べてあった。
手作り、面白い~
と近寄って行ったら
待ってましたとばかりに家の人が現われ、
~これも土産屋さんだったのか~
「バンドルで安くしますよ-」
「これも、これも、おまけでつけます」
と言われるので買った次第。

その圧巻の勢いに驚く。
でも着物地のハギレのような
風合いのあるしおりなので、いいなと思っている。
葉っぱの形をした栞は皮製。
紅葉の押し花も手作り感満載。
面白かった。

大原地区はどうやら
住民全体で観光に力を入れている感があり、
初めての人でも歩きやすさ、安心感はありましたね。
季節を問わず、行けばのんびりできそう。
情熱的な土産物屋さんには冷静な対応を。
自然が豊かでいい場所でした。


それではまた…。