中学校の「総合的な学習の時間」は、今年度から大きく変わりました。生徒がより主体的に学習できるよう興味関心や職員の特性、地域環境等を総合的に判断し、グループ編成を行い、探究学習を進めていきます。グループは、「ものづくり」「海の生物や自然環境」「伝統文化」「夢・職業・将来」「世界遺産」の5つに編成しました。
今日は、「海の生物」について学習するグループの活動を紹介します。こちらのグループは話し合いの末、「サンゴ」について学習することになりました。
△恩納漁業組合 比嘉さんを招いてサンゴについての学習会を行いました。サンゴはどんな生物で沖縄や地域の海がどのような状況にあるのか学習しました。
△6校時は場所を本校理科室から恩納村コミュニティセンター近くで行っているサンゴの養殖場を見学しました。
△サンゴを円柱型のブロックに固定してサンゴの植え付け活動のお手伝いをしました。ブロックにはそれぞれマジックで絵を描きました。
今日、13日(金)の1校時から2校時(9時から10時)までの時間、安富祖区で米を作っている萩堂さんと當山さんに、稲の刈り方、束ね方、干し方を教わりに、中学校の先生の協力もえて行ってきました。
公民館の区長さんからの紹介で、安富祖区内にある萩堂さんの田んぼで教わりました。
まずは刈り方です。
カマを使ったことがある児童も少なく、安全に刈ることを目標に始めました。
はじめは、みんなゆっくり安全に刈っていましたが、慣れてきたのか、スピードが速くなり、2株3株持ちながらできるようになってきました。
次に、刈ったものを束ねていきました。
乾燥させたわら4、5本で、刈った稲4、5株まとめて束ねていきました。
カマで刈るのは早いうちからみんな慣れてきましたが、この束ねる作業は結構難しく、コツをつかむのに時間がかかっていました。
最後に、みんなで束ねた稲を、田んぼの近くのガードレールに干しました。
干すのは、直角に広げてガードレールにかけるだけなので簡単にできていました。
これだけの田んぼの稲を1時間で干すまでできました。
最後に萩堂さんと當山さんにお礼をして終わりました。
が、みんな頑張ってくれたということで、荻堂さんからアイスのプレゼントを頂きました。
普段、荻堂さんの田んぼでは機械を使って刈っているそうですが、私たちのために手作業の稲刈りを指導していただきました。大変、勉強になりました。
これで私たち学校の田んぼも心配することなく稲刈りができる事でしょう。
また、帰りながら、機械で収穫しているところも見させてもらいました。
手作業とはちがってものすごい速さで稲刈りが進み、刈ると同時に稲から米に分けていました。機械のすごさを実感させられました。
私たちの学習に協力していただいた、萩堂さん、當山さん、安富祖の区長さん方、大変ありがとうございました。
今日は朝会がありました。
まずは、生活委員さんの発表がありました。
今月の生活目標は「正しい言葉づかいをしよう」でした。
「名前を呼ばれたら大きな声で返事をしよう」「さいごまではっきり言おう」など、みんなが守ってくれるとうれしいですね。
続いて、児童会とボランティア委員さんの発表です。
ペットボトルのキャップを集めるそうです。ゴムつきとゴムなしの物をしっかりと分別しましょうということでした。
集めたキャップは、リサイクルへ回します。
みんなで協力して、キャップがたくさん集まるといいですね。
校長先生のお話は「心を鍛える」という内容でした。
オリンピック選手は体力や技術だけじゃなく、心を鍛えるそうです。
心の鍛え方として「挨拶をがんばる」「しっかり返事をする」「履物をそろえる」という3つの方法を教えていただきました。
当たり前のことだけど、一流の人ほど小さな行いを大切にするのでしょうね。見習いたいものです。
去った水曜日(11日)に恩納村内の5年生が集合しての合同体育学習が行われました。
恩納村では、単学級の学年がほとんどであるため、同年齢の多数の児童と体育をする機会がなかなかありません。そこで、今回、一同に会して体育の学習をする機会を持ち、児童同士の交流や親睦を深める事を趣旨に行いました。
まずはじめに全体で準備運動をした後、全学校混じってのレクリエーションを行いました。
その後、ソフトバレーボールを行いました。
ルールの説明を安富祖校の体育係で、がんばってくれました。
学校の体育の授業では、6年生の胸を借りて鍛えてもらい、本番でも力を出し切って楽しみました。
結果、1つのチームがリーグの中で優勝することができました。
最後に、「ドッチビー」といって、フリスビーをボールの代わりに行うドッジボールを行いました。
この時には、学校関係なく、みんなで仲良くフリスビーをキャッチして楽しめました。
恩納村内の同学年と楽しく交流ができ、また、二学期には3校合同の宿泊学習が予定されているので、その交流の前段階として、よい学習ができました。
今日は地震・津波想定の避難訓練が行われました。
今回の避難場所は学校向かいの丘です。道路を渡る際、石川警察署の方々の協力により、パトカーで車を止めてもらいました。おかげで子どもたちは安全に道路を横断することができました。
中学生が幼稚園生や小学1・2年生と手をつないで避難しています。頼もしいですね。
避難場所での様子です。みんな無事到着することができました。
今回はNHKさんが来ていました。海に近い安富祖校の避難訓練ということで、震災後の学校の対応を取材したいということです。この様子は今日(7月5日)の6時から放送されるそうです。
学校に戻ってから全体会を行いました。石川警察署の方から東日本大震災の際の被害状況や、避難訓練の大切さをお話していただきました。
金武町消防本部の方からは、避難の三段階を教えてもらいました。「自助(自分で自分を助ける)」→「共助(できる人は困っている人を助ける)」→「公助(公共機関が助ける)」という流れが大切だそうです。すぐに公共機関が救助できるとは限らないので、「自分の命は自分で守る」ということが大事なんですね。
今回サポートしていただいた方々へ感謝状をお渡ししました。本当にありがとうございました。
校長先生からは災害時にはひたすら逃げること。自分の命は自分で守ってくださいとおっしゃっていました。子どもたちが、この避難訓練を生かせるようになってほしいです。