弾丸帰省、の９

とてもご年配の常連さんほど何かあるとやっかいなものはない。

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ウチのお墓は江別にある。元々は親父の実家のあった函館の近くにある知内にあったのだけど、もう行く機会もほとんど無いし、札幌から知内まで結構距離あるので、親父の姉が住んでいる江別に新しくお墓を建てたわけで。

一人で行ったのは何年ぶりだろう。多分ナビがなければ札幌市内もろくに走れない状態なので、たかだか江別までスマホのナビで墓地まで行く。問題は墓地についてから、ウチの墓石を探すのが大変。

相方曰く「墓地内を車で移動しなくてはいけないのは初めてだ」だそうだ。まぁ、小さい墓地がたくさんあるので、広大な団地のような墓地は田舎に行く程無いのだろうな。平岸とか里塚とか滝野とか行ったらどう思うんだろう？などと。

墓参りってのは個人的には形式上のものだと思う。大切なのは遠く離れた勤務地でも毎日とはいかなくてもご先祖さまに感謝をする心を持つ事。墓参りで重要な点といえば、この地へ供養をする為に遠くからやってきたという、目に見えない思いやりかと。お墓ってそんな仰々しいものじゃなくて単なるモニュメントだと思いますよ。





もうナナカマドの実が赤く色づいていました。