雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

東日本大震災5

2011-03-16 21:41:00 | 仕事
明日は店長会ですが、件の災害で中止。公休もキッチリ組んだ末なので有給にしょうかと思ったら、庄内空港着の宮城S事業部長を山形市内へ送るという任務(公務?)が。よし!出張扱い!

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計画停電する位、電力が足りないのは承知の事実。山形・秋田の店舗は、少しでも電力の供給に役立てるように18時閉店とさせて頂いておるのですが。実は社内でも賛否両論あるようでして「定時までの営業に拘る」事業部長も割といらっしゃる。

以前は僕自身も「ガンバリズム」な人間だったので否定はしませんが、はたして僕らの業種というのは、そこまでして営業する必要性があるのであろうか。ライフラインやインフラに必要な業種ならともかく、僕らはココロに少し余裕が出来た時に活躍する業種なのでは。

「実入りは少ないけど、こういう時期こそ定時で営業している店舗はお客様から支持される」「定時で営業する事がお客様の信頼を勝ち取る第一歩」という意見も、判る。判るけど、実際どれくらいのお客さんが必要としていらっしゃるのか?コンビニみたいにスッカラカンになるほど需要はあるのか?と。

緊急の問題は電力不足だ。地域差もあるだろうが一時間に数名のお客様の満足の為に煌々と明かりを付けて営業すると、逆に悪いイメージを与えかねないのではないか? 同じく18時閉店の秋田のお店に聞いたら、常連である電力会社系のお客さんに言われたそうである。「カメラ屋さんは休んでもいいんじゃないですか?」と。

今は有事、非常事態です、アタリマエの事は通用しません。定時営業する事こそがお客様へのサービス、という常識も通じません。勿論毎日営業する事は当然ですが、少なくても計画停電をする地域のお店では、需要の少ない時間帯は営業を控えるという英断も必要なのでは、と感じます。

コメント
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